昨日よりジョギング開始

神経根症の痺れも冷感が伴わなくなってきたので、気分がすごい楽になってきた。退院直後すぐにジョギングを開始する予定であったが、そんな気分にはなれず、左指先の痺れのせいでかなり鬱な気分であった。思えば、今年の1月から退院までの約6カ月間は、まさに心身ともに半病人であった。症状自体は15年あまりであるが、この6カ月間は本当に辛かった。この失われた6カ月間を取り戻すために、昨日からジョギングを開始した。いや、ジョギングを開始したい気分にようやくなってきたというべきであろう。
 ジョギングウェアやジョギング時に聴く小さなIPODまで用意していたのに、少し開始が遅れていた。距離は4,200m、時間にして30分であった。途中で息切れするかと思ったが、何とか完走できた。その後、腹筋、ダンベル、柔軟体操をこなし、合計1時間半くらいのメニューである。しかし、細くなった上腕三頭筋はどうやれば効果的に太くなってくれるだろう?鏡を見るたびに不安が募る。
 今朝、昨日のリバウンドが出ないか不安であったが、問題なかった。若干親指の痺れがあるような気がするが、まあ気にならないレベルである。

 今年は中止しようと思っていた家族旅行も急遽昨日予約を入れた。急なので、ほとんどいっぱいだったけど、なんとか家族サービスも出来そうである。

手術を終えて3週間

前回、疼痛が出てと書きましたが、これは表現の誤りで、疼痛ではなく痺れだと思います。でも、とうとうそれも薄れてきて、完治の兆しが見えてきました(涙)。どのような症状なのかを人に伝えるのは難しいですが、頸椎ソムリエにならないと主治医に伝わらないので、面倒くさがらないで大いに表現しましょう(笑)。
 私の場合、冷たさを伴った痺れが肘から指先へとあったのが、ただの痺れだけになってきました。よく正座したあとに痺れることがありますが(あれはあれで強烈ですが)、あの痺れには冷感は伴いませんよね。ちょうどあの感じに移行しつつあります。
 ま、しかし障害物はすべて除去したのに、痛めた神経根が回復するのには時間がかかるんだなあとつくづく思います。もう少しという感じ、日に日に良くなる感触を得る今日この頃です。

2回目の手術後の診察

久しぶりに闘病記ネタですが、今日、浜松の主治医のところに手術後初めて行ってきました。主治医の顔をみるとホッとしますね。でも、退院後とくに養生モードではなく通常モードで仕事していたら、リバウンド以上の疼痛がやってきて、先週末はくじけそうになりましたね(笑)。神経根症は15年も痛みと小康を繰り返してきたのに、リスクを賭して手術までしたんだから、もう疼痛はないだろうと鷹をくくっていたら、結構な疼痛がきたので狼狽しましたね(笑)。主治医先生も手術時の姿勢がかなり影響したんですねと仰っていたんで、今後は手術時の姿勢も考慮してより丁寧な手術が行われるんでしょうね。まあ、社会は人々の犠牲の上に成り立っていることの方が多いわけで、主治医先生もそのことの重要性を振り返っておられましたので、社会に還元するという意味で痛みを感じることにします(笑)。

 ところで、私は気分が滅入りそうなときは古い映画ですが、「ショーシャンクの空に」という映画を良く見ました。これはぜひ観て欲しい映画です。本当に良い映画です。主人公のアンディーデュフレーンが「Hope is a good thing(希望を持つことはすばらしい)」と最も重要なシーンでこのセリフを述べますが、そのシーンとラストの青く澄み渡った景色に思わず号泣します。私はもう50回以上はこの映画を観ていますね(笑)。頸椎症で患っていらっしゃる辛抱強い方はぜひこの映画を観ていただきたいですね。「Hope is a good thing」です。ぜひ騙されたと思って週末の夜長にご覧ください。それ以来のファンですが、脇役というか重要な脇役のMorgan Freemanは本当に渋い俳優で、Morganの語りが全編に沁み渡る本当に本当に良い映画です。

「風立ちぬ」は観に行かねば

まあ、子どもの頃から何かとお世話になった宮崎駿作品の新作がもうすぐ封切になる。「風立ちぬ」という題目であるが、真夏そして八月の長い夜に、戦争、平和、生き抜くことについて考えるという意味では良いかもしれない。息子たちと一緒に観に行こうと思っている。最近、「永遠の0」という小説も読んだ。あれもなかなか良かったが、そうでもしないと戦争を知らない世代である私とその息子たちは平和のありがたさが分からないであろうから、どういう内容かはっきり知らないが、とにかく観に行かねばと思っている。
 それにしても、主題歌が松任谷由美の「ひこうき雲」とはなあ。この曲のエピソードは色々と言われているが、とにかく何故か泣けてくるのである。朝、通勤電車のIPODで聞いていても何故か目頭が熱くなるのに、夕方、黄昏どきや、ましてや宮崎駿作品とのカップリングとなると、男泣きは必至である。本当にどうしよう?

クリアアサヒのCMソングにモノ申す

松下奈緒が出演する「リッチしよう」というCMは苦情が殺到し、一旦打ち切りになったCMであるが、その理由はあえて言わないことにするが、私のような音楽好きにはむしろ復活した「リッチしよう」の新CMのバックで流れるウルフルズの「かわいいひと」とのアンマッチに腹が立つ。結局、終始このCMのプランナーは駄目かもしれない。
 このウルフルズの「かわいいひと」という曲は平成版の「母に捧げるバラード」であって、決して松下奈緒のような恋愛の対象となる可愛い異性に対して歌っているものではないからである。古くは、美輪明宏の「ヨイトマケの唄」に通ずる母への賛歌であり、ウルフルズのこの歌はそういう意味で私のお気に入りの曲だからであり、何も分かっていないCMプランナーがさびの部分だけをアルコールのCMに採用しただけで、まったく分かっていないから本当に腹が立つのである。だいぶ前のTVであるが、武田鉄也氏が三輪明宏氏の前で、母に捧げるバラードは美輪さんの曲をパクリました。すみませんでし
た。と冗談ぽく謝っておられた。たしかに「今も聴こえる」で始まるフレーズはそっくりかもしれない。でも、それを言ってのけた武田鉄也氏のことはその番組を見てからファンである。まあ、それはさておき、クリアアサヒのCMプランナーもう少し唄の行間というか本質に触れてほしいものである。

久しぶりに日本酒

 写真の日本酒、「美丈夫」という高知県のお酒、なかなかのクオリティと自称酒通が認めるお味であった。お値段も手ごろである。呑んだ後から、この夏、もう一度呑もうと決めている。喉ごし、吟醸香(香りは高くないが、ほどよい)、サラサラ度合いなど、夏向きのとても良いお酒であった。この「美丈夫」は発泡性のものを飲んだことがあり、これもなかなか美味であるが、ふたを開けるときに乱暴にあけると、半分くらい噴き出してしまい、私もその経験があるので、注意されたし。酒の肴は、私は茄子の漬物(但し洋カラシで食されたし)、ジャコおろし、鯵の南蛮漬け、ごま豆腐などである。おすすめ。

プロテインなるものを購入してみた

ある方のブログ(頸椎症性筋委縮症を患っておられた方のブログ)で、委縮した筋肉を何としても復活させたいということを書いておられ、その中でプロテインを摂取し、筋トレを行ったら効果的であると、実践されていることを書いておられた。私の症状はこの方よりも軽いが、しかしながら筋肉が委縮してしまったことに変わりはなく、早く原状復帰したい気持ちはこの方と同じなので、私も早速実践すべくプロテインを購入してみた。この類のサプリメントはアメリカ製が良いだろうと思い、アメリカから直輸入し、試みることにした。効果については、またブログで報告したい。
 しかし、筋肉を効果的に増強するためには胃のなかに常に適量のたんぱく質(アミノ酸)が存しないと駄目なのだそうだ。私は中年太りはしたくないという精神のもとに、炭水化物はあまりとらないようにしているし、休みの日などは昼食を抜いたりとか、ダイエットに心がけている。ところが、筋肉を増強しようと思えば、簡単に言えば、腹をすかした状態はあまり良くないのだそうだ。筋トレも帰宅して、夕食をとる前に行っていたが、これも間違いで、夕食を摂ってから筋トレしないと効果がないのだそうだ。もっと言えば、ある程度消化した後でないといけないらしい。いろいろと一筋縄ではいかないことを思い知らされる日々である。
【左が粉末のプロテイン、水で溶かして飲むらしい(あまり美味くないだろう)。右は、プロテインバーというお菓子のようなもの、糖類は含有されておらず(微量にはいっているかも)、たんぱく質がほとんどという代物である。】

頸椎症性神経根症(総括編⑤)「最後に」

これで「私の闘病記」は最後にしようと思います。厳密には神経根へのダメージからの回復が完全ではないため、少し痺れ(感覚麻痺のような感じ)が残っておりますが、徐々に回復することを期待しています。私と同じ症状の方、保存療法でも、手術療法でもとにかく情報を出来る限り収集してから意思決定してください。そして家族には伝えるも自分で意思決定してください。家族もそれを理解してくれるはずです。私が参考にしたHPやサイトで拾った大学病院の論文の抜粋(PDF)を以下に紹介します。参考になればと思います。

①脊椎手術ドットコム
 神戸市にある神戸労災病院の副院長の鷲見正敏先生が解説されているサイトですが、今年の1月末頃、まったく無知であった私が本当に参考になったサイトです。特に、頸椎症性神経根症と脊髄症との違いなどが分かりやすく書いているのと、保存療法から手術療法へシフトするときのポイントなどが分かりやすく書いてあります。
http://www.sekitsui.com/9specialist/sp005.html


②千葉大学の論文(PDF)
 「頸椎症性神経根症 手術」と検索すると、検索結果に表示され、クリックするとPDFの論文が表示されます。私はダウンロードして一読させていただきましたが、特に印象に残ったのは、保存療法と手術療法とで数年後には同じ結果となるという統計的データが報告されているという点です。私の症状「頸椎症性神経根症」は上記①にも記載がありますが、手術する人は全体の5-6%くらいらしく、要するに症状が出た時は耐えがたきを耐え、しばらく収まるのを待っている人がほとんどだし、統計的にもそうだということなんでしょう。私も15年来症状が出たり収まったりの日々でしたから、これは頷ける内容です。しかし、私の場合は筋肉が急激に細ってきたため、これは年貢の納め時と手術療法を選んだ経緯があります。

頸椎症性神経根症に対する治療( PDF).pdf


③みんなヘルニア仲間
 これは、ヘルニアなど神経根症や脊髄症(腰椎、頸椎すべて)の症状で悩んでおられる方がその悩みを掲示板に書いて、同じような症状の方、克服された方が親切にアドバイスしてくれる本当にありがたいサイトです。私もお世話になりました。私が闘病記を書こうと決意したのもこのサイトの管理人さん(楽楽さん)に優しくアドバイスをいただいたからです。ただ、管理人さん、最近体調を崩されていたみたいで、ゆっくりと運営されていらっしゃるので、節度をもってマナー良くアクセスしてあげてくださいね。
http://www.fancy-popo.com/communicate/HerFrnd/HeKxb_PJRmYC/Rhnbs.cgi?list=topic

頸椎症性神経根症(総括編④)「手術法について 前方椎間孔拡大術編」

 手術編の最後になりますが、結局私の選択した手術は「顕微鏡下による前方椎間孔拡大術」という手術になりました。これは、以前ブログにも書きましたが、偶然この手術をした方のブログを発見し、そのとき予定していた手術をキャンセルして選択した手術だったのです。主治医先生には闘病記をブログに書きますよと伝えて退院したので、先生の病院のHPをリンクしても良いだろうから、詳しいことは下のリンクからご覧ください。私がこの手術を選択した理由は一言でいうと、レーザーを除く執刀手術のなかで一番手術そのもののダメージが小さいと判断したからです。これは主治医先生もそう書いておられます。私にはよくわかりませんが、脳神経外科は前方からが多く、整形外科は後方からするのが多いと仰っておられました。ただ、先生にも質問しましたが、なぜ後方からの椎間孔拡大術の方がメジャーなんですか?という問いに対して、後方からだとメスを入れていく際に危ないもの(動脈や神経束など)がないからだそうで、その代わり筋肉組織が後方からだとあるため、手術で筋肉組織を切ったりとか骨からはがすことをするせいで後遺症が残るリスクはあるとお答えになりました。あと術後の回復が神経根症そのものよりも後頭部痛で悩まされるかもしれないとも仰っておられました。私もなんとなく
そう感じていたので、最終的に前方椎間孔拡大術なるものを選択したのです。
 私は、主治医先生からリベートは貰っていませんが(笑)、頸椎症性神経根症なら、この「前方椎間孔拡大術」をお薦めします。本当に低侵襲な手術なので、体力のある人なら日帰りも可能でしょうね。そのくらい術後のダメージが小さいと思います。あと、頭で理解しないと私は手術を受けられないと書きましたが、後方椎間孔拡大術だと、直接的に骨棘を切除せずに、場所は知りませんが、神経根の後ろの壁?をはずして、間接的に神経根への除圧を行うそうで、骨棘はそのままだそうです。でも前方からだと、直接骨棘を切除するので、効果が大きくでるそうです。まあ、私は素人なので詳しいことは以下
のHPをご覧ください。メリットもリスクも書いてあります。
 最後に余談ですが、この主治医先生に退院前夜に手術DVDの上映会をしてもらった際に、少し世間話をさせてもらったのですが、「何で脳神経外科なんて選んだんですか?」とかお聞きした際に、医者と言えば手術を伴う仕事で、子どものころに読んだブラックジャックに憧れていて、、、と仰っておられました。そんな雰囲気を醸し出しておられますので、受診した際にはそう言ってあげてください。テンションあげて良い結果を出してくれますよ(笑)。本当に良い先生です。少なくとも私には合っていました。私も仕事が公認会計士なので、同じようなことが言えますが、専門家たるもの顧客からの相談等、直面する事象に対して常に鳥瞰できるくらいの経験と注意深さと自信を持っていないといけませんが、だからといって上から目線では駄目で、常に患者(クライアント)目線でないといけないと思っています。この先生は、そういう意味でそれを兼ね備えてらっしゃると私は思います。ちょっとブラックジャック風に格好はつけておられるように見えますけどね(笑)。先生、見ていたらごめんなさい(笑)。

頸椎症性神経根症(総括編③)「手術法について 前方除圧固定術&後方椎間孔拡大術編」

最初の手術は某総合病院で行う予定であった「後方椎間孔拡大術」というものであった。最終的にはこの方法も選択しなかったのであるが、頸椎専門の整形外科では、おそらくオーソドックスな方法がこの「前方除圧固定術」と「後方椎間孔拡大術」ではないだろうか。あくまで素人による私見とご容赦いただきたいが、この2つの手術法の説明をしていただき、比較的ダメージの小さいほうは「後方椎間孔拡大術」ではないかと理解したので、こちらの方法でお願いしますと言いたいところ、当時の主治医からも「後方椎間孔拡大術で十分効果があると思います。」と仰っていただいた。ということで、5月末に
この方法で手術することが決定したのである。この手術の前に「頸椎硬膜外持続カテーテル」を実施したことについては記載を省略します(過去ブログをご覧ください)。
 「十分効果がある?」という言い回しが気になっていた。京都の某クリニックの頸椎専門医も同様のことを仰っていたが、「前方除圧固定術」の方が効果はあるそうで、効果の優劣としては「前方除圧固定術」の方が上なのかもしれない。これは本当の話なのであるが、何度説明を聞いても、この「前方除圧固定術」の手術法、もっと言うとその手術の効果が理解できなかった(笑)。何やら、患部の椎骨なるものを切除し、代わりに自分の腸骨なるものをチタン製のケージの中にいれて椎骨を固定する云々という説明であったと思う。そんなことをしたら頸が回らなくなるのではないか?とか、随分大掛かりな手術だなあ、これは相当、手術後リハビリに時間を要するのではないか?など疑問というか恐怖心が起きるも、最後まで頭の中で理解できないので、こんな手術は受けたくないと考えていた。結局、当時の主治医からも「後方椎間孔拡大術」でいきましょう。ということだったので、ほっとしたのは言うまでもない。ただ、結果として、この専門医も選択しなかったのは、手術を控えた、ひとつ前の外来診察日に、どのような手術を行うかという説明が全くなかったからである。結構、慎重な性格なので、「後方椎間孔拡大術」なるものもいったいどんな手術なのか説明があっても良いが、なんの説明もなかったので、この最後の外来から手術までの3週間、ものすごい不安感がストレスとなっていたのを今でも覚えている。ただ、今から考えると、それほどオーソドックスな方法なので、説明は要らないだろうという医師の判断があったかもしれない。しかし、最終的に手術をお願いした主治医から「後方椎間孔拡大術は顕微鏡下ですか、それとも内視鏡ですか?」と聞かれたときに、そう言えばどっちだろう、それさえも聞かされていなかった、あるいは患者に伝える必要がないと判断されたのかもしれないが、手術の詳細も知らないで切り刻まれるのかと考えると、一瞬にしてその病院で手術するのが嫌になってしまった
のである。