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専門医にもメールしてみました

ブログの方からの返事をいただき、「これだ!」と思い、それで病院を変更し、現在に至っている。5月
のGW明けに大阪からは遠方であったが、日帰りでレントゲン、MRI、3DCT、入院のための諸検
査(肺レントゲン、血液検査、肺活量、心電図など)を済ませ、診断してもらい、手術の予約を済ませ
ました。インターネットでの情報収集に明け暮れた今年1月からの奮闘であったが、何かの縁であろう、
明後日からお世話になる医師に巡り会えた、今はこの一期一会を大事にしたいと思っているし、この医
師にかけている。しかし、人生万事塞翁が馬であるなあとつくづく思う今日この頃です。手術の方法も
さることながら、医師と患者とはスタンスが同じでないといけないと思いました。この「頸椎症性神経
根症」は、私の思うところですが、軽い肩コリや首コリ、寝違えなどから始まり、四十肩、五十肩など
と片づけられる場合も多く、手術療法までいかない人が大半なんだろうなと思います。大半の人は、だ
ましだましで湿布やマッサージで済ますのでしょう。医師もそれを勧める場合が多いような気がしま
す。専門医師に手術を勧められないと言われると、自分で何でも即決する私でも躊躇してしまいまし
た。手術レベルか保存レベルかを決めるのは難しい判断ですね。もっと早くに専門医に診断してもらえ
ばよかったなあと今は実感しています。何故、こんなに西洋医学から遠ざかって、整体やマッサージな
どの保存療法に明け暮れていたかというと、15年前に診断してもらった整形外科医との相性が悪かった
からでしょう。当時は手術も2か月くらい入院と言われていたし、そうでなければ、牽引してくださいと
言われ、牽引に通いましたが、「全く効かない」と訴えると、それなら頭蓋骨に穴をあけてワイヤーで
引っ張るしかないと冗談半分に言われたことを今でも根に持っている。整形外科のスタンスもこんなも
のか、手術をしないなら、整形外科など非力なんだなあと、それから15年間も検査を受けないでいまし
た。もし、このブログを見ている人がいたら、精密検査だけでもした方が良いと思います。寝違えや肩
こり、四十肩もひょっとしたら、「頸椎症性神経根症」の前兆あるいは、もうすでに罹患しているかも
しれません。

返事をいただきました。

ブログの方にメールしたら、その日のうちにお返事をいただきました。
すべての質問に回答いただきまして、本当に他人の親切さを肌で感じるものでしたが、同じ症状だったのと、同じ大阪人だったので、非常に親近感を抱きました。
④⑤に対する回答は、入院は5日間で、術後の経過については退院の翌々日から飛行機で出張に行ったとあり、この表現からも、とてもダメージの少ない手術であると思いました。手術の予約も1か月前くらいからとありましたので、これは普通かなと思いました。
実は一番驚いたのは①に対する回答だったのです。私の場合、ほとんどインターネットで探し、4つ病院をハシゴしましたが、この方の場合、そのような症状であること、地元の病院は良くなかったことをブログに書いたら、今回私がお世話になる医師からブログのコメントが入ったのがきっかけだったそうです。お医者さんといえば、病院や診療所に訪ねてくる患者に対して大名商売のごとく対応するのが当たり前と思っていたので、非常に驚きを持ちました。それで、私もその先生にメールをし、翌日丁寧な回答をいただき、現在に至っております。手術まであと4日。思えば頸椎症を患って15年くらい経ちます
が、この症状から解放されるのかな、と期待感と不安感が交互にやってくる毎日なのでした。

ブログの方へメール

【以下、全文を記載(平成25年4月25日 18時15分送信)】
はじめまして、突然のメール、失礼いたします。
○○と申します。
実は、メールをさせていただいたのは、○○様のブログで
「頸椎症性神経根症」で入院されている記事を拝見したからです。
私も同じ病気を患っておりまして、手術することは決めているのですが、
○○様の記事を拝見し、どのような手術だったのかをお聞きしたかったからです。
そこで、誠に恐縮なのですが、もし差し支えなければ、私の質問にお答えいただけないかと思います。
【私の質問】
①他にもたくさん専門病院がございますが、その中からそちらの病院を選択されたのはどうしてですか?
②手術は何カ月くらい前から予約が必要でしたか?
③自由診療ですか?それとも社会保険診療ですか?自由診療の場合、費用はどのくらいでしたか?
④入院は何日間でしたか?
⑤術後の経過はいかがでしたか?
⑥私は15年くらい「頸椎症性神経根症」を患っておりますが、○○様はどのくらいの期間患っておられましたか?
⑦私は頸椎C6-C7の骨棘が神経根を圧迫しているとの診断で、症状は左首のつけね、左肩、左腕上腕、左肩甲骨付近の疼痛としびれですが、どのような症状だったのですか?

偶然発見したブログ

いつものように通勤電車の中、スマホによるネットサーフィンで「頸椎症性神経根症 手術」というような検索をしていると、病院などのHPでなく、個人の方のブログにたどりついた。こんなことは珍しくないことで最近なら自分の闘病記などを掲載されている方はいくらでもいるし、現に私もそうだし、そういう情報で不安が解消されているのである。この方のブログをみると、素人判断ではあるけど、どうも私が受ける手術よりダメージが小さく思えたのである。私の当初予定していた「後方椎間孔拡大術」という「前方固定術」よりは比較的ダメージが小さい手術でも術後一日は寝ていないといられないはずなのに、術後1,2時間で立って普通に歩けるようなのである。もともとダメージの小さい手術を探していたので、最初に辿り着いたのは「PLDD」というレーザーによってヘルニアの中心部を蒸発させてヘルニアを小さくし、神経への圧迫を除圧するというものでした。しかし私の場合、骨棘の変成によるものなので、「PLDD」は適用できないとのことで、どうしても執刀しないといけないので、入院も10日前後と言われていましたから、このダメージの小ささに本当に驚きました。その日は朝からそのことばかり気になっていて仕事も手に付かず、その日の夜、その方にメールをすることにしたのです。

人生とは絶え間ない意思決定の連続なり 2

少し前にお話ししましたが、どういう経過をたどって入院先の病院をキャンセルしてまで別の病院にしようかと思ったかと申しますと、「少しでも体にダメージの小さい手術はないものか?」と日々探求していた結果なのかもしれません。頸椎症性神経根症の手術療法のオーソドックスなものとしては、「前方除圧固定術」と「後方椎間孔拡大術」の2方法が紹介されていますが、「前方除圧固定術」なる手術は脊髄症を患っておられる方などが多く適用されるみたいで、インターネットなどで体験談を拝見しても、とても手術自体にダメージのあることが窺えます。私の場合は、当初の病院では「後方椎間孔拡大術」を予定していました。でも、結局私が選択した手術はそのどちらでもない方法になりそうです。我ながら突拍子もない行動に出たなあと、手術を来週に控えこの意思決定が間違っていないのかどうか不安に思う毎日なんです。しかし、今は手術前だけど、漠然とした不安からちょっとした確信へと気持ちが変化してきています。そのきっかけとなったのが日課となっていた通勤電車のなかでのネットサーフィンでした。先月はほぼ毎日「頸椎症性神経根症 手術」と検索キーワードを入力してスマホ片手にネットで検索することから一日が始まりました。入院先の病院が決まって、手術日の予約まで入れているのに、こういうことをするくらい毎日が不安だったと思います。もちろん来月に控えた手術が無事終わるまでは現在も不安は消えません。ただ、自分の病気はこの方法で手術してもらおうと素人ながらに確信したのは、あのブログを偶然に見つけたのがきっかけでした。