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Billy Joelと関係代名詞

私の洋楽との最初の出会いはBilly Joelである。小学校5年生くらいだったと思うが、第1次接近遭遇はネッスルのチョコホットのCMで流れたHonestyだと思う。とても良い曲だなあと小学校高学年の筆者が思ったのだから、本当に良い曲なんだと思う。最初は黒人のシンガーだと思い込んでいたが、その後白人の歌手であることが分かったのはBilly Joelとの第2次接近遭遇である「Glass Houses」というアルバムである。30年以上過ぎても、今でも覚えているのが、そのアルバムのライナーノーツにこのように書かれていた。
“People who live in the glass houses should not throw stones.”(ガラスの家に住む人は他人に石を投げるべきではない。)ちょうど英語を中学校で習い始めた頃だったろうが、私は学校で英語を習ったというよりはBilly Joelから学んだと言っても過言ではない。良い曲でも何を歌っているのか分からないから、必死になって英和辞典で和訳していたのを覚えている。このライナーノーツの”who”は、「誰?」って文章の中にどうして疑問詞が入っているんだろう?なんて考えだし、それが関係代名詞であることをすぐに突き止め、周りの友達が知らないことを自慢に思っていたのを今でも記憶している。多少自慢話になるが、中学校では英語の試験は99点未満の点数を取ったことがなかった。これもビリーのおかげである。

 あとで分かるのだが、私が大ファンになったきっかけの「Glass Houses」というアルバムはBilly Joelがピアノ弾きにはロックンロールは出来ないだろうと揶揄されたことに対する彼の返答ともいうべきアルバムで、このアルバムの中の”It’s still rock’n’roll to me”は全米第1位に輝く曲なのである。いわば、過去のファンをある意味裏切ったような曲調のアルバムであるともいえる。私も個人的にはあまり好きな曲ではない。Billy Joelは、やはりピアノ弾きのままでよい。とても良い曲が「Glass Houses」よりも前にたくさんある。また、独断で紹介していきたいと思う。

気になる両腕の違い

頸椎症性神経根症で手術療法を行うケースは稀なそうである。サイトなどで検索すると、10%に満たないそうである。ほとんどの症例が、牽引や温熱療法、整体、鎮痛剤の投与、麻酔のブロック注射等の保存療法で改善するとある。私の場合、15年間くらい整体やカイロプラクティックに通い、何とか凌いできた。これで一病息災と思っていたのだが、昨年末くらいから、あることに気がついた。趣味でテニスをしていることから、怪我をしないようにと多少の筋トレを行っていた。5kgのダンベルを両手で上げたり下げたり30回を5セットが日課であったが、だんだん左が上がらなくなってきたのである。今年になって、ふと鏡を見ると、両腕の太さが左右で異なっていることに気がついたのである。これはショックであった。右利きなので、多少は右の方が太いかもしれないが、テニスは利き腕ばかりを使うからとあえて左腕を鍛えようと始めたダンベルであったのに。これに気がついてからは、たとえ10%に満たない手術療法であったとしても、私はそれを選択しようと決意したのである。両腕の太さの違い、読者には認識できないかもしれないが、一応写真を載せてみた。両腕とも同じように軽く力を入れてこぶしを握っているが、左側の二の腕の張りのなさが分かっていただけるだろうか。

保存療法としての整体アラカルト

東洋医学に頼るようになってから、いろいろな整体院を渡り歩いた気がする。結構、お金も使ったかもしれない。柔道整復院は最初のところは効き目もあったし、相性も良かったが、それから2回変えたが、どれも手わざが少なく、低周波治療器やローラーといったものを長くやらされ、最後に5分くらい手わざで見てもらえるのが大半であった。ここも年寄りの巣窟であった。とにかく待ち時間が長く、施術時間は短い。なので、ビジネスマンには不向きではないだろうか。また、記憶に残る名治療はなかった。保険診療はこんなものかもしれない。 

 それから、自由診療ともいうべき整体に通うことになる。中国人の悪口を言う気はないが、中国4000年の伝統などど宣伝しているところは本当にやる気がなかった。でも、商売気は一番あったかもしれない。タイの古式マッサージにも通った。これは、ストレッチを取り入れており、まあまあ体との相性は良かった。しかし、私が重点的に施術して欲しいのが頸であるのに対して、タイ古式はどちらかというと全身なので、リフレッシュ感はあっても首に直接効いている感はなかった。日本人のこだわり整体も4,5件は通ったかもしれない。整体は私の体には相性がよいものと感じるようになった。そんな矢先に、目に留まったのがモンゴル整体というものであった。大阪市内で営業しているが、ここ数年はここに1か月に1回通うことにしていた。店主の整体師は、日本語があまり流暢ではないので、うまく自分の症状を伝えられるかがポイントになるが、本当に良い人である。言葉少なげに、色々とアドバイスも受けたが、とにかく施術が良い。モンゴル相撲をやっていたと言っていただけあって、凄い力で余裕の施術感がある。タイ古式マッサージを上回る効果は期待できる。私が再び整形外科医のお世話(手術を決意)になるのも、このモンゴル整体師のおかげかもしれない。昨年の夏ごろから、頻繁に頸が寝違いのような症状になり、いつものようにモンゴル整体へ行くと、左肩に冷感があると主張された。クーラーなどで冷やされたという感じではなく、内側から冷えている感じと言われるのである。日本語ではうまく説明できないが、モンゴル語ではそのような症状を上手く言い当てるとしきりに言っていたことを記憶している。今年に入って、頸椎の専門医にMRIやミエロ(脊髄造影CT)で診断された結果、骨棘が左側の神経根を圧迫していることが判明したのである。この神経の圧迫感が左側の冷感の直接の原因であると確信した。とても腕の良い整体師であると私は思います。片言の日本語での会話も懐かしい。今は、手術を控えているので、このモンゴル整体には通えていない。元気にしておられるだろうか。

保存療法としての整体

頸椎症を患ってから15年くらいが経過するが、最初に試した保存療法は「牽引」であった。整形外科医で牽引を行っていたが、年寄りばかりが待合室にあふれかえり、仕事帰りで疲れているのに、長く待たされたあげく短時間の牽引という感じであった。MRIを撮影し、診断してもらった整形外科医である。しかしながら、これがまったく体に合わなかった。まさに首つりのような感じであるが、顎が痛いだけで何にも効かなかったのを覚えている。整形外科の医師に顎が痛いだけで何も効かないと訴えると、それなら頭蓋骨に穴を開けて引っ張るしかないと言われた。医師は冗談のつもりだったろうが、これが私を西洋医学からしばらく遠ざけた理由でもあった。結局のところ、西洋医学の神髄は執刀であり、リハビリなどの保存療法には非力なんだと決めつけることになった。その日を最後に15年間、整形外科医から遠ざかることになる。このような医者はヤブ医者であると私は断言する。大阪の某総合病院から独立して開業されたので、期待していったが、保存療法は牽引だけではなかったはずであるし、それが患者の症状に合わないのなら、他の方法を検討しても良いはずである。今となっては、頸椎症が神経痛の一種であることを理解している。神経を圧迫している状態を和らげることが保存療法であり、牽引だけが保存療法ではないと思う。
 とは言うものの、痛みは毎日続くわけであり、どうしようと考えていたところ、知人の紹介で柔道整復院に行くことになった。当時30歳をちょうど過ぎた頃であったが、そのようなところに一度も世話になったことがなかったので、半信半疑であった。診療初日にそれまでの経緯を話し、整形外科医にMRIから頸椎椎間板ヘルニア(当時はそう言われたが、本当は骨棘によるものであることが15年たった最近判明することになる。これは、私が整形外科医を忌み嫌っていたからかもしれない)と診断された旨を伝えると、触診であったが、MRIで椎間板ヘルニアと言われたかもしれないが、私はそうではないと思うと言われ、それから1年間、この柔道整復院にお世話になることになった。施術の内容は首の骨を外側から押すのみであったが、これが自分には合ったのか、とにかく気持ち良かった。とにかく毎日、この柔道整復院に通い続け、1年後には激痛はなくなった。基本的にはこの状態がその後15年くらい続いた感じであるが、この柔道整復師、あるとき私に「これ以上、私のすべきことはありません。なので、もう来ないでください。」と言い放ったのである。別に、ずうっと通い続けさせてくれたら良いのにと思ったが、それからは、仕事で疲れると痛みが出るので、そのたびに整体院を渡り歩くことになるのである。

Carole Kingが好き

好きな女性のタイプはというと、容姿もさることながら歌の上手い女性に心惹かれる私なのである。カラオケなどで流行りの歌を物まねのように歌う類の歌の上手いのではなく、スタンダードを上手に歌ってくれるのがいい。まあ、そういう女性にめぐりあったことは実際にはないので、大概はプロの女性ボーカルに陶酔して欲求を満たしている。ということで、一方的に私の好きな女性ボーカルを紹介していきたいと思います。というか、音楽全般好きなので、好きな音楽について、どんどん語りたいと思っている。
Carole Kingは学生時代に京都の北白川のイタリアンレストランでデートしていたときにBGMで流れていたのを、お店のスタッフを捕まえて、かけているCDを持ってきてもらって、メモして帰ってからのファンである。まあ、どのCDも基本的に良いが、その中でも「Tapestry」を紹介したい。彼女の有名な曲が詰まっているので、Carole King入門盤としてお薦めであるが、私はその中で「You make me feel like a natural woman」が大好きである。Celine Dionや最近ではSuperflyのカバーでも有名かもしれないが、これはオリジナルが良い。また、歌詞には思い入れが詰まっている。男運のないわが姉がようやく見つけた伴侶との結婚式に司会を務めた私が新郎新婦登場のバックに流すためにセレクトしたBGM(結婚式のBGMはCeline Dionのカバーを使用)である。ちなみに、余談であるが、姉は既に離婚してしまった。30オーバーで結婚される女性なんかは沁みる曲だと思いますけどね。


Looking out on the morning rain
I used to feel uninspired
And when I knew I had to face another day
Lord, it made me feel so tired
Before the day I met you, life was so unkind
Your love was the key to my peace of mind
Cause you make me feel, you make me feel,
You make me feel like a natural woman


朝になって雨が降ってるのを見ると
何もしたくない気持ちになってしまっていた
また一日が始まるのかと思うと
それだけで、疲れきってしまって
ああ、神様、どうしようって
あなたに会ったあの日が来るまで
人生そのものに恵まれていないように感じていた
でも、あなたが安らぎへの扉を開いてくれた
あなたと会って
女性って本来こういうものなのかもって
感じられるようになった
そう感じられるようになった