本日のウィンブルドンに熱い視線を送ろう

 今日(といっても、日本時間で真夜中の2時スタート予定)のウィンブルドンは注目の一戦である。
いや、そうなってほしいと願っている。ロジャーフェデラーVSマルカスウィリスの一戦である。ロジャ
ーフェデラーはテニス界のレジェンドであり、僕のアイドル的存在であるが、その対戦相手はなんとイ
ギリスの無名選手(世界ランク700位台)となっているからである。興奮している理由は2つある。
一つは、試合をする場所がウィンブルドンのセンターコートであるからである。ウィンブルドンはテニ
スの聖地であり、そのセンターコートは、この一戦のために最高の状態に管理されており、一般人がレ
ンタルコートのように一時間いくらでなんて当然借りることは出来ないし、足を踏み入れることすら出
来ないコートだからである。ランクが下位の選手は上位の選手と当たらない限り、コートに足を踏み入
れられないし、上位の選手は当然シード選手だから、4回戦くらい勝ち上がらないと試合で対戦するこ
とはない。すなわち、世界ランク700位台では、生涯、足を踏み入れることすら許されないコートで
一戦が行われるということになるのである。もう一つの理由は、彼のランクが世界700位台というこ
とである。これは、テニスをやっている人でないとピンと来ないかもしれないが、まあゴルフでいうな
ら練習場によくいるレッスンプロといったところであろうか。私も何回か世界900位や1000位く
らいの選手にレッスンを受けたことがある。世界1000位といっても、私ごときでは当然歯が立たな
いくらい強烈に上手いのは言うまでもないが、私が言いたいのは普通に町のテニスコートにいるテニス
コーチがテニス界のレジェンドと対戦するということに興奮しているのである。そのマルカスは25歳
だそうだ。テニス人生を諦めかけていたときに最後のチャンスと、ウィンブルドンの予選の推薦枠に応
募し、予選を勝ち上がり、本戦の一回戦を勝ち上がったのであるが、そっと背中を押してくれたガール
フレンドの存在があるらしい。ガールフレンドの一言がなかったら、今日の試合は実現しなかったかも
しれない。愛の力でテニス界のレジェンドに全身全霊立ち向かっていってほしい。

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完治ワインといきたいところだが、、、。

少し前にイタリアンレストランを経営する友人が店を移転したので、引っ越しお祝いを兼ねて食事をしに行ってきました。オーナーシェフは年齢が41歳なので、僕より8歳若い。料理とワインソムリエはなかなかの腕前なのだが、イタリア料理一筋(イタリア料理バカ)なので、はっきり言って経営が上手でない。何度も経営相談を受けていたし、親身になってアドバイスもしたけど、決断が鈍いし、他店分析や立地調査が十分ではない。よほど、自分の腕に自信があるのだろう。そこは認めるし、気持ちはよくわかるので、いつも応援の意味を込めて高いワインを開けて飲んで帰るのである。2012年のサッシカイアはイタリア料理にビンゴの美味しいワインであった。この後、ピエモンテのちょっと程度の良いバルバレスコも飲んだので、ビックリするくらいの食事代になってしまった(苦笑)。

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