もうすぐ50歳となるわけですが、その50年の節目を祝うべく、高校時代の悪友たちと奄美大島へ9月9日から2泊3日の旅へと行ってきました。なぜ奄美大島かというと、そこに高校時代の同級生が移住しているという縁があったからである。感想から述べると、とても楽しい思い出となった。大人になってからの友人付き合いと違い、15歳から17歳という大人の真似をした毛が生えたての多感な少年の頃をともに過ごした、かつての戦友たちとの旅行は、昔話やこれからの人生についての話など、話題の尽きないとても良い機会となった。
そんな僕たちを歓迎してくれたのは、奄美大島の郷土料理、黒糖焼酎、そして青く澄んだ海であった。奄美大島の郷土料理は、とても優しい味付けで、食べたら健康になりそうな感じだったし、お店のオバアのおもてなしがそんな郷土料理に味を添えてくれる感じがして、とても美味しかった。黒糖焼酎は、30度から40度くらいあり、毎晩ベロベロに酔っぱらってしまったのは言うまでもない。そして、青い海は説明など要らないであろう。特に感動したのは、「タイドプール(潮溜まり)」で、奄美大島の海岸(我々が滞在したのは北側)は、地形の関係からか、岩のリーフが何メートルも沖まで続いていて、そのところどころが穴ボコのように開いていて、干潮のときにその潮溜まりがプールのようになって、中に入って泳ぐと、とても良い感じに自然のプールが堪能できるというわけなのである。次回訪れたときはラグーンとまではいかなくても、そこそこの大きなタイドプールで一日中泳いでいたいなと思います。
9月 2016のアーカイブ
仙台出張、そして「浦霞」の酒蔵へ
今週は、久しぶりに仙台出張となった。前回は東日本大震災の起きた年の冬だったので、ざっと5年
ぶりの出張となった。「浦霞」といえば、「浦霞禅」という銘柄に代表される、吟醸香の香り高い日本
酒であり、大好きな日本酒の一つでもある。その酒蔵の名誉杜氏の名を冠する「ひらの」という銘柄の
お酒があることが、ふとお酒の席で話題になった。酒好きの私は、どうしてもそのお酒が飲みたくな
り、無理を言って酒蔵へ連れていってもらった次第でした。酒蔵に入ると、何故か「ひらの」は展示さ
れておらず、怪訝な顔をしているところに、女子学生のような感じの若い女性の店員が寄ってきて、
「浦霞」の説明を始めたので、内心「そんなことは百も承知なのになあ、、、」と思って、ふと「「ひ
らの」というお酒は置いてませんか?」と尋ねてみた。ちょっとびっくりされたような印象を受けた
が、「しばらくお待ちください。」と言って、店の奥に引っ込んでしまって、しばらく待たされている
と、お店の責任者のような感じの老婦人がお出でになって、「一本だけ在庫がございます。」と伝えて
くれた。すぐさまに「では、それを戴きます。」と反射的に告げると、とても嬉しい達成感に包まれて
しまったのでした。今日、このブログを書きながら、「ひらの」の栓を開けるのを待ち遠しく思ってい
る。そして、今宵は妻の手料理、そして笹かまぼことともに「浦霞」の最高峰に舌鼓を打とうかな!
(^^)!と思っている。