ずっと気になっているのがC6-C7頸椎症性神経根症が原因となった筋委縮なのだが、どうも筋トレをやっていても、そんなに左腕の太さが戻ってきているように感じない。先日も主治医先生とのやりとりで、C7にヘルニアがありますと言われたため、これが原因して、また筋委縮があるのではないかと気になって仕方がない。こういうのをTraumaというのであろう。月曜日はまた鏡の前で左腕と右腕をしばらく比べながら、一人で凹んでいた。ふと、あることに気が付いた。腕だけが細くなっているのではなく、つまり上腕三頭筋だけでなく、肩甲骨の下あたりの筋肉で大円筋、小円筋、棘下筋も右側と比べる
と握りこぶし一つ分くらい痩せこけていることに気が付いた。いろいろ調べてみると、どうもこのあたりもC6やC7が支配しているようである。ということで、火曜日からゴムチューブを購入し、ネットで調べた筋トレをメニューに加えるのであった。大円筋、小円筋、棘下筋なんて知らない方もいらっしゃるだろうから、以下で説明しておきます。5が大円筋、6が小円筋、8が棘下筋ということらしいです。
6月 2014のアーカイブ
今宵は「雨後の月」
雨上がりの夜空に、といえばRCサクセションの名曲であるが、今日はあいにくの雨であったが、久しぶりに早く帰宅したので、家呑みモードのもと、「雨後の月」を初めて賞味した。私の好きな香り、喉越しで95点のお酒であった。
ところで、今週の月曜日に主治医のところに行ってきました。今年の1月以来である。MRIや3D-CTの結果、C7に椎間板ヘルニアがあるそうです。長く痺れがとれないから、カウザルギー(神経の損傷によるもの)と悲観していたが、それは免れたとしても、まだ病巣があるということなのかとその日は結構落ち込みました。でも、最終的には再手術の覚悟はしつつ、ペインクリニックという保存療法にかけてみようと思っています。医師の知り合い(高校時代の友人)も動員し、ペインクリニックとやらを経験してみようと思います。また、結果についてはブログで報告します。しかし、なかなか卒業させてもらえないのが、この頸椎症ですね。少なくともあと20年以上は働かないといけないのに、、、。
マニアックな音楽ネタ(Prince編)
80年代後半から90年代前半にかけてのPrinceの音楽は、黒人の音楽をブラックコンテンポラリーと一纏めにしてしまう音楽評論家たちを吹き飛ばすほどの強烈な個性とアイデアと才能に溢れていたと思う。あの名盤「Purple Rain」は全米チャートを賑わしたが、その直後にリリースされた「Around The World In A Day」はそれまでのファンを裏切るくらい曲調が変わってしまい、「Purple Rain」までの既存のファンが離れてしまったかもしれないが、驚くべきはその曲調異なる2つのアルバムを同時並行で制作していたということ、その後も驚愕するほどのスピードでアルバムを制作していき、「Parade」、「Sing o’the time」、「Lovesexy」など、高校時代からのファンである私も追いつけないほどのスピードでリリースしていった。
90年代前半も、1回のリリースにCD3枚とか4枚とかで新曲をリリースしていくため、とうとうレコード会社ともめてIndependenceなレーベルを立ち上げるも、レコード会社から契約で縛られ、それを不服として顔に「Slave」と書いて、レコード会社に反抗していたのを憶えている。とにかく稀代の天才であるけど、商業ベースにはのらないほどの創作意欲であったのかもしれない。前回、マイケルのところでも書いたけど、このPrinceのアウトテイクはブラックマーケットに流出していることは有名な話かもしれないが、本当にたくさんのBootlegが流出してしまっている。アーティストにとっては腹立たしいこと
かもしれない。私もアーティストにお金が入らないのは不本意なであるが、このBootlegの中に垂涎の名作があるのも事実で、一時期はそのコレクターになっていたこともあった。Miles Davisとの共作やMavis staplesとの共作など、一部正式にリリースされたものもあったけど、Bootlegのままのものもたくさん存在している。
彼の本国アメリカのファンクラブに入っていたこともあったが、ある時ファンクラブからBootleggers are not fan(違法な音源を取り扱うものは私のファンではない)」というメールが届いた。どうして分かったんだろうと内心ドキッとしたけど、ファンクラブの人はくれぐれもそんな違法なものに手を染めないでねということだったんだろう。Princeは違法に自分のアウトテイクを売買する業者に腹を立てていて、訴訟というアクションまで起こしたのである。世に出ているPrinceのアウトテイクは1,000曲を超えているんではないだろうか?すごい才能である。アウトテイクの中にも本当にすごい良い曲がある。ここで紹介できないのは残念である。とにかく1日に1曲くらいのスピードで創作しているんではないかと思う。こんなエピソードがある。「Rave un2 the Joy Fantastic」発表当時のインタビューでアルバム中の曲についてインタビューを受けたときに、彼は10年前に作曲したから憶えていないとバッサリであった。アルバムを発表した直後のインタビューで10年前に制作したから憶えていないとは本当に凄い。こんなアーティストは他にいないのではないか?
ちなみに、今はBootleggerではない。仕事柄、コンプライアンスには敏感であるからかもしれない。若気の至りとこの場を借りて殿下(Prince)にもお許しをいただきたい。
今回はとてもマニアックな音楽ネタでした。
Michael Jacksonの新譜?「Xscape」を聴く。
マイケルの新譜?なるものをとても複雑な気持ちで聴くことになった。新譜といっても、もう故人となってしまっており、要するに取り巻きが彼の膨大な未発表テイクをリリースしただけのことである。しかも彼に無断で、である。以前こんな話を聞いたことがある。Stevie Wonderは毎日1曲ずつ作曲しているそうだとか、、。彼のアルバムのリリースのインターバルが7,8年くらいとすると、単純計算で1年に300曲作曲するとして、7年間で約2,000曲を創作していることになる。この中からアーティストやプロデューサーの意向でアルバムに収まる10数曲が決まり、我々が耳にすることができることになる。ということは残りのアウトテイクはどうなるのかな?と考えてしまう。それでも世にリリースしたくなかったのだから、リリースしないで欲しいと彼に代わって主張したいが、しかしファンとしてはこのアウトテイクを聴いて、彼の人となりをもっと知ってみたいという衝動にかられるのである。このアウトテイクを違法なものにしたのがブートレグというものである。このブートレグの話はまた今度お話ししたい。
マイケルのこのアウトテイク集なる「Xscape」はおとなしめの曲調が多い。時代背景など、どのアルバム発表時のアウトテイクなのか分からないが、アルバムのコンセプトがしっかりしていないこのアルバムは聴いていてとても悲しくなった。マイケルは自宅でピアノを弾き語りで曲を作ることもあるそうで、あの激しく踊りながら歌うマイケルとは一風違った姿を想像してしまう。ミックスでダンサブルな曲調に仕上がっているものもあるが、どちらかというとピアノの弾き語りのマイケルを想像しながら聴く感じのアルバムである。つくづく優しい子供のような人物だったんだろうなと改めて思いました。全編にLove&Peaceが溢れていました。
今夜は手取川(あらばしり)。
この最近、ネガティブな発信ばかりでしたが、なぜか今日の症状は99%回復モードです。アダムスミスではないけど、神経は「神の見えざる手」なのかなあと思います。そう思うしかないかな、と最近悟りを開いております。先週一週間は決して頸には良くないことばかりやり続けてきましたが、なぜか今日は気分上々です。どうしてなんだろう?手術をしようかしまいか悩んでおられる方が私にメールをくれました。でも、途を拓くのは自分自身なので、私にはどうしてあげることもできませんし、悩んでいるようでは手術はしない方か良いでしょうと勧めました。一病息災だから、健康であることの有難みは痛いほど分かります。でも、独身であろうが結婚していようが、自分の人生だから、方向は自分で決めるしかないですよね。でも、その意思決定をそっと背中から押してくれるのが伴侶だと思いますよ。
今夜は久しぶりに気分も良く、その伴侶と家呑みモードでした。「手取川」のあらばしり、すばらしい感触でした。明日からまた症状がどう転ぶか分かりませんが、「神の見えざる手」に身をまかせようと思います。ところで、この手取川、皆様もお試しあれ(^_^)。