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高位診断

悔しくも根治に至らなかった一回目の手術後ではあるが、仕事仲間及び関係者にも言わず、こっそりと治そうと企てていた私は一人C6頸椎症の痛みに耐えながらの今日この頃である。また、今月末に手術を控えている私ではあるが、主治医の先生とたまにメールで症状のやりとりをして、アドバイスをいただいているのが唯一の心のよりどころである。私も専門職ではあるが、この医師先生も専門職であり、専門用語であろうか、今回のメールの中で「高位診断」なるテクニカルタームを使用されていた。すぐさまネットで検索する。そうすると、頸椎のどの箇所が病んでいるかを手の何指かで判断するという類
の診断ではないかと素人判断する。もちろん、そうではないかも知れないので、あくまでもこの先は素人判断の私見であることをご了承いただきたい。
 結果から言うと、私の場合、厳密には指にまで本当に症状が出たのは硬膜外カテーテルのときと今回くらいで、ほとんどが頸の痛みと鞭打ち症という症状であった。3人の専門医にこの高位診断なるものをしてもらったが、私の場合、幸か不幸か指で症状を判断することは出来なかった。でも、一つ前の先生も、今の主治医の先生もしつこいくらいこの「高位診断」なるものをされたが、指に症状がでない私の場合、どうすればよかったのだろうか?アンラッキーであるとしか言いようがない。あと、参考になればと思いますが、私の場合C6-C7の骨棘の方がC5-C6の骨棘より巨大であったので、この大きさからC6-C7を重要視されていた先生が大半であった。MRIや3D-CTを重要な情報源とすることの弊害かもしれない。私の場合、確かに上腕三頭筋を委縮させたのはC6-C7の骨棘であったが、激痛を伴う鞭打ち症のような症状をもたらしていたのは比較的小さいほうのC5-C6の骨棘であると今になって確信している。ただ、指にまでその症状は出なかったと言って良い。アンラッキーと言うべきなのか?不幸中の幸いは、手術自体のダメージの低さであろうと今になって再認識してみるのであった。

今日は日帰りで和歌山出張

先週の入院・手術という大イベントがなかったかのように、また今週から通常業務が始まった。周りに
は手術をすることを言っていないし、本当ならこっそりと全快になる予定だったのだが、そうもいかず
トラムセットで痛みを抑えながらの業務開始となった。主治医からはメールでアドバイスを引き続きも
らいながら、今月末の再手術に挑む決意を新たにするのである。ちなみに、昨夜時点での創部は以下の感じ。
傷口だけは本当に綺麗に回復しているのになあ。

リリカという薬

手術を受けた病院の主治医はその前に服用していたトラムセット配合錠を勧めず、「リリカ」という薬を処方されました。なので、今はこのリリカを服用している。退院して間もなく、体力が落ちているからかもしれないが、この薬、とにかく眠くなるような気がする。今朝も飲んだ後、昼間2時間くらい眠ってしまった。これではウィークディは仕事にならないので、明日からは朝は服用しないようにしようと思っている。私、個人的にはトラムセットをトンプクのように疼痛時に服用するのが一番体に合っていたと思います。このトラムセットも常用すると食欲が著しく減退するから、常用はできないが、とんぷく用としては本当によく効く薬だと思います。
 主治医はトラムセットについて、トラマドールとアセトアミノフェンの複合剤で、とくに前者のトラマドールは癌性疼痛用のモルヒネという麻薬にも似た成分が入っていて、常習性を気にしておられました。

 医師によって言うことが違うので、本当に困ってしまいますが、まだこのリリカの効き目については良く分からない。今のところ、とんぷく的に一日昼間に服用するという方法で使用していたトラムセットが疼痛には良く効いた感じがする。また、患者目線で報告していきたいと思います。ただ、朝服用して、軽い下痢になったんだけど、これは一緒に服用しているプレドニン、メチクール、デパスという薬のせいかもしれない。デパスは何かいろいろなことを書かれているなあ。止めとこうかな。

今日退院しました。

本当は金曜日に退院予定だったんですが、術後の左親指と人差し指の痺れを主治医が気にされて、遠方なのでもう一日いてくださいと言われ、今日になりました。創部は本当にきれいで、やはりダメージの少ない手術であったなあと思いますが、実はC6-C7の骨棘は切除し、その症状はなくなったのですが、MRIや3D―CTによる診断でC5-C6にも骨棘があって、C6-C7のそれよりは小さいからという理由で切除が見送られた部分が、どうも手術時の姿勢からC5-C6の神経根症も発症したのではないかと昨日MRIを撮って言われてしまいました。大阪人根性で、診察のときにこのC5-C6もついでに取っておいてくださいと言ったのに、症状が出ていないから駄目だと言われ、こんな結果となり、少し残念です。医者に症状を言うときは多少大げさ目に言う方が良さそうですね。私は大げさに言う方なんですけど、術前は親指と人差し指に症状がなかったので、仕方ないですね。頸椎の手術は私のように、一か所を良くすると、その影響で他の箇所の症状が出たりするんだなあと自分の体験を持って思いました。近くにある疑わしい箇所は、多少症状を大げさに言っても処理してもらうべきだと思います。
C6-C7の症状はなくなり、鎖骨やあばら骨付近、左上腕部の冷感は完全になくなりました。今はC5-C6の追加手術をするかどうか悩んでおります。主治医曰く、C5-C6は骨棘が小さく、おそらくしばらくすると椎間孔の隙間に神経根がちゃんと収まって、症状は和らぐだろうから、手術するかどうかはゆっくりと考えましょうと言われました。しかし、大阪人気質の私は、もうこのいつ爆発するか分からない状態がストレスなので、手術をしようかなという方に傾いている。M体質なのかも(笑)。手術の創部よりも、気道確保のためにドレンの抜いた後や尿道にいれたドレンの影響でおちん◎んの先が術後痛くなる方が本当に辛い。今度、手術するとしたら、尿道にドレンを入れる担当に優しくやってくれと注文をつけようと真剣に考えている(笑)。
【以下は、本日の筆者の写真、創部は本当に軽いのが分かってもらえるかと思います。】

手術後3日目(退院予定日)

今日は退院する予定であった。しかしながら、リバウンドによる疼痛がひどく、とても退院できる状態ではなく、退院は持ち越しとなった。ブログの方は5日できれいさっぱり根治して退院したとあったので、私もそれを期待していたが、その方は発症してからの歴も短期だったのだろう、リバウンドが少なく本当にダメージの少ない手術となったことであろう。もし、このブログを読んでおられる方がいれば、手術をするのなら早いに越したことはないと思う。私の場合、神経根症でもリバウンドがあるのだから、もし脊髄症なら相当なリバウンドがあるであろうし、リハビリも過酷を極めるであろう。私も筋委縮による左腕の上腕三頭筋のリハビリは退院後に待っている。
今は、部屋でPCを開けて、たまりかけてきた仕事をこなしている。まあ、仕事に復帰するのは出来そうであるが、すっきり直して、好きなテニスを思いっきりやりたい。