今日のバブリンカは特別強かった & 近況報告

今日の準々決勝のS・バブリンカは特別強かった。我らが錦織君も歯が立たない感じでしたね。バブリンカのシングルバックハンドはフェデラーを超える破壊力を持っているなあと改めて感じました。このシングルバックハンドはスイートスポットにあてるのが本当に難しいので、錦織君のバックハンドのように両手でラケットを握るバックハンドに比べて不利ではないかなと思っていたけど、バブリンカくらいになると、逆にシングルバックハンドの利点である角度のある強烈なリターンを打てるんだなあと感心しました。私も下手くそなシングルバックハンドなのですが、希望を与えてくれる今日のバブリンカでしたね。

さて、ブログの更新は3カ月ぶりくらいになります。この間何もなかったわけではないのですが、あまり報告できるほどの劇的な変化はありませんでした。ただ、悲観するほどのこともなく、本当にスロースピードで100%完治に向かっているのかなあと思います。前回のブログ更新からペインクリニックを2回、モンゴル整体を2回やりました。以前から主張していますが、ペインクリニックは効果はありますが、C6-C7の患部に遠いのかなあと感じています。硬膜外カテーテルのときは左手(特に人差指と親指)に暖かな血流が流れていく感じがして、これは効くなあと感じたのですが、このときは頸の下くらいから頸椎をめがけてカテーテルを挿入し、その状況をミエロで確認したら、ぴたりC6-C7の近くにカテーテルの口がありましたからねえ。ペインクリニックの場合は、かすかにピリピリっと感じるくらいで、効果は薄いかもしれません。ただ、患部に比較的近いところに麻酔薬のようなものを注入するので、何もしないよりは炎症は治まっているんだろうなと思います。ということで、本当に普通に日常を送っているのですが、座ってPCに向かう日々なので、やはり治りが遅いかも知れません。事務所で内勤のときは予防的にネックサポータを装着していますし、これは予防になっています。あと、ペインクリニックの先生に勧められたのが、頸の筋肉を鍛える運動ですね。頸上げ運動などは普通にやっていますが、これと逆、すなわち下を向いた頸を上に向けるときに後頭部から圧力をかける運動をやっています。とにかく地道に頸の筋肉を鍛えることが重要とのことでした。まあ、治癒率95%から99%を行ったり来たりしながら100%に向かっている感じかな。昨年末は1錠もリリカを服用せずに過ごしましたが、今年に入って、たまに服用する日がありますね。リリカを服用すると、100%完治になりますね(笑)。
一生、服用を続けても良いんですけどね。諦めず頑張ります。

Stingの新作とちょい鬱な僕。

新作といっても昨年リリースされた「The Last Ship」はEテレのTEDという番組で、その存在を知ってからの購入である。その番組で知ったのであるが、スティングは前作(2003年)から約10年間スランプに陥り、全く作品が書けなくなっていたらしい。その間、ライブアルバムや来日公演はあったので、TEDで話していたほどのスランプがあったとは、正直驚きであった。そのスランプを乗り越えて発表されたこのアルバムで彼の生い立ちを知ることになったが、亡き父との確執と生まれ故郷からの決別などが過去にあったことなどが作品に散りばめられている。イギリス北部の造船が盛んな町で生まれたスティングは、造船工であった父から造船工になることを勧められるのであるが、「父さんのような不幸になりたくない」と、故郷を捨て、現在があることを「Deadman’s boots(死者のブーツ)」という曲で告白している。
 この「Deadman’s boots(死者のブーツ)」という曲が非常に深い曲である。曲調は「おじいさんの古時計」のような感じで、わざと訛りのあるイングリッシュで歌っているようである。造船工は死者が出ないと工員の募集はなく、死者が出ていないところをスティングの父がわざわざ持ってきた就職話を一蹴したということを歌にしたのであろうか。私なりの解釈であるが、「Deadman’s boots(死者のブーツ)」は本来なら求人が出るのは死者が出た時、すなわち死者の履いていたブーツということになる。それだけではなく、無理やりこの俺にこのブーツを履かせるのであれば、生きる屍(Deadman)になれということだ、と憤りをあらわにしているとも言える。御歳63歳のスティングが何故今になって、父親との確執を歌にするのであろうか。しかも父との確執や故郷からの決別を歌にしようと決めた時、病人が嘔吐をするような感覚で曲が湧いて出てきたと表現していた。これには観客も苦笑いであったが、第三者には分からない彼のセンシティブなナイーブな一面が窺える秀作であると改めて感じました。
 かくいう私は来年で48歳になる。昨年の頸椎症の手術以来、いまだ指先の痺れと麻痺に若干ながら悩まされ、気力でカバーするも、最近元気が出ない日が多く、少し鬱ではないかなと感じることが多くなった。気力で平常心を保とうと思うが、先週は全く気力が出なかった。昨日は近くの山に登り、少し元気を取り戻したけど、最近元気の出ない私の心の糧がスティングの最新作なのでした。

土曜日のファミリーフィッシング

先週の土曜日、早朝から家族で釣り場に出かけた。この季節は、ベストシーズンである。寒くもなく日差しもきつくなく、釣りをしないで、ぼうっとしているだけでも気持ち良い時期なのだ。しかし、たまに釣りに来るのだから、どちらかというと必死で獲物を狙う。この日のターゲットはカワハギである。このカワハギという魚はおちょぼ口で餌だけを取っていくので、合わせるのが難しく、五感を研ぎ澄ませて迎え撃たないといけないので、めちゃくちゃ首こり、肩こりに苛まれるのである。
 獲物のカワハギは何とかゲット出来たが、その代わり、久しぶりに左人差指と親指に痺れがひどく出てしまった。特にその日の夜中、変な寝方をしてせいもあり、左手全体が痺れてしまって(おそらく左腕を下にしていたからか)、夜中に目が醒めると、人差指と親指の感覚がなくなるほど痺れていしまっていて、リアルに焦ってしまいました。しばらくしていると、痺れは治まったんだけど、そこから明け方まで眠れず、最悪の夜の出来事となりました。次の日も若干痺れが残っていて、気分の悪い日曜日となったのは言うまでもありません。
 と、ここまで書くと、月曜日はリハビリモードなのかというと、ところが、このブログを書いている今日、月曜日は何故か、先週より痺れ感が改善されているのでした。この痺れ感や麻痺感の症状は本当に神出鬼没というか、気まぐれに襲ってきたり、急に治ったりします。今までの経過も本当に気まぐれな治癒曲線だったので、あまり驚きませんが、あれほど痺れた週末は一体何だったんだろう?前にも何回かこのようなことを書きましたが、本当に自分でも納得がいかないくらい不思議なんです。もう少し経過を観察しようと思っています。

経過報告(4度目のペインクリニック)

先月の23日にペインクリニックに行ってから3週間が経った。効果は確実に出ているのだが、まだ100%完治には届かない感じである。しかし、治癒曲線は滑らかなカーブを描いているので、なかなか収束に向かわない感じである。別に完治宣言をしても良いくらいのレベルなんだけど、せっかくブログで闘病記を書いているので、本当に右手と同じ感覚になるまでは完治宣言はしないことにしている。
 この3週間でリリカやトラムセットは常用しなくなったので、これはこの一年間で一番の進歩である。5kgのダンベルやゴム紐による筋トレは難なくこなしているが、しかし萎縮した筋肉はなかなか元に戻らない(あくまで腕の見た目であって、ダンベルは普通に上がるようになった)。まあ、これに関しては完全には元に戻らないと思っている。トレーナーにでも付いてもらって本格的に鍛錬したら戻るかもしれないが、一日30分くらいの筋トレでは戻らないように思います。
 たまにメールをくれる女性の方が先週手術を受けたみたいで、あちこち痛いとメールをくれました。コメントしてあげたいけど、喉元過ぎれば何とやらで、私も術後すぐのことは忘れてしまいました。なので、どうぞ焦らず、無理せず、お体をご自愛ください。そのうち私のように喉元過ぎますよ。

携帯用音楽プレイヤーと人体の順応度合い

10月に入りましたね。今年もあと3カ月。9月はこれでもかというくらい嫌なことが満載でした(悲)。あと3カ月、9月の嫌なことから復活せねば、、、。
 今回は音楽ネタと闘病ネタのコラボをひとつ。私は小学生くらいからオーディオファンで、そのなかでも携帯用音楽プレイヤーの進歩体験について、人類は生きながらにして涅槃に行けるのかというくらい極楽浄土を感じておりました。ウォークマンからウォークマンCDに進化を遂げたときのことですが、CDという高音質を外に持ち出せるのかと意気揚々と試した時のこと、何と普通に歩くと音飛びを連発し、好きな曲も台無しという惨事に見舞われました。そのときのショックは表現しようがありませんが、それでも高音質を外に持ち出したいと思ったとき、人間の体の順応性を実感しました。笑うところではないけれど、音飛びしないように歩くようになったんです(笑)。おそらく変な歩き方だったかもしれません。しかし、今から思えば、家の外で曲の最後まで音飛びしないでCDを聞きとおそうと思ったら、そういう歩き方をするしかなかったんだろうと体が反応したんだと思います。何が言いたいかというと、科学の進歩より人体の順応性が勝るということです。そんなに大した話しではないでしょうか(笑)
 このことを30年経った今でも覚えているのですが、このことと無理やり関連づけるなら、頸椎症を患って手術を受け、完治に向かっているこの頃、頸を後ろに反って回さなくなったんです。別に医師に言われていないのですが、頸を回すときは下を向いたまま回すようになりました。少し頸が疲れた時などは昔は頸を反って360度ぐるりと回してボキボキなんて音がすると「ああ気持ちいい」なんて感じていましたが、何故か自然にしなくなったんです(今は頸椎症の発症前のように普通に頸を反って回すことができるにもかかわらずです)。この無意識の行動は医学の進歩を超える人体の順応性だと実感してい
ます。この20年くらい頸椎症で苦しんできましたが、その日常がいつしかそういう行動に順応してきたのかなと思い、神の思し召しと考えております。頸椎症を患っておられる方は、頸を反って頸を回すのは止めた方が良いと思いますよ。いや極めて真面目な話なんです。最後に経過報告、前回のペインクリニックから一週間が経ちました。また、痺れが少し改善されました。リリカも服用していません。10月中に完治ワインで乾杯できるかもと期待ムード一色の今日この頃です。

久しぶりに出張

ただいま新富士あたりに出張中です。出張は久しぶりなんですが、これからまた出張が続きますね。頸椎の手術をした主治医の病院が近いので、メチクールだけでも処方してもらおうかなと考えてはおりましたが、特に報告することもないし、今回は見送ることにしました。
 ところで、今週の火曜日にペインクリニックに行ってきました。麻痺感や灼熱痛はお陰さまで本当に改善したので、残る若干の痺れ感も治して欲しいから行ってきました。今回施術されたのは、おそらく「高周波熱凝固神経ブロック」というものだと思います。ただ、今のところ症状にこれといって変化はないので、もう少し様子をみようと思っています。
 話しは変わりますが、ペインクリニックの療法について、少し疑問に思うところがある。たまに、私にメールをくれる同じ歳くらいの男性もペインに通われていて、その方のメールを拝読すると、ペインの直後から効き目があって、その後数日して効果が消失するという表現なのですが、私の場合は、2,3日は何にも変化がなく、その後効果が表れる(このように医師から伝えられた)パターンで、この方と効果の現れ方が全く逆なんです。私自身、深くペインクリニックについて研究するつもりもないので、医師に言われた通り、いつも効果が発現するのを期待して待っているという感じなんです。その方の場合は、手術が今年の春先となっていたので、私よりもリバウンド症状がでているので、疼痛を抑えるという効果を主眼に施術しているのかなあと勝手に想像していますが、色々な方法があるのかなと思う今日この頃です。

リリカに副作用と報道があったけど

 昨年の頸椎手術後から服用することになったリリカなる薬、世に販売され始めたのは平成22年6月とあるから、そんなに歴史のない新薬なんだなあと改めて認識することになった。報道されている副作用としては、一言で言って肝機能障害ということになる。販売されてから4年間で、私の服用期間は1年超だから、関係ないとは言えないほどの話である。幸いにも服用しなくても良いほどに回復してきているので、この報道を機に服用を止めることにした。(一日一錠を朝食の後に服用していた。)
 ちなみに、もともとファイザー製薬が報告している副作用には以下のものがあって、今回新たに肝機能障害が加わることになるのであろうが、私のケース(世界中で私一人かもしれないが)は含まれていない(関節痛というのはあるけど)ので、ひょっとしたら、今後含まれるかもしれないので、皆様にこの場を借りて報告しておきたい。


・呼吸困難、全身のむくみ、体動時の動悸 [心不全、肺水腫]
・顔面・舌・口唇・のどなどの腫れ、蕁麻疹、呼吸困難 [血管浮腫]
・から咳、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]
・顔面蒼白、呼吸困難、蕁麻疹 [ショック、アナフィラキシー]
・高熱、目の充血、赤い発疹、関節の痛み [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]


 私の症状は2つであった。一つ目は、逆流性食道炎の症状である。主治医にこの症状を訴えると、そのときはプロテカジンという薬を処方された。最近になって、また症状が出たので(別の原因かもしれないが)、友人の開業医に薬を処方してもらい、現在は快方に向かっている。二つ目は、リウマチ性の関節炎に似た指の関節痛であった。この症状は頸椎症の症状が出ている左手だけでなく、両手だったので、明らかにリリカの副作用ではないかと私は思いこんでいる。その当時(今年の2月くらい)は一日3錠くらい服用していたので、特にこの副作用が気になったが、今はその症状はない。でも、薬の服用を止めたら、症状がでないんだから、素人判断でも薬のせいではなかろうか、と思ってしまう。
 以上、どんな薬でも副作用はあるだろう。しかも人それぞれ色んな症状が出るかもしれない。しかし、不条理な話である。リリカなる薬は所詮、疼痛などの神経痛を根本から治すのではなく、ただ痛みをごまかすだけの薬なのに、さらに副作用で患者を苦しめるなんて、、、。

経過報告(3度目のペインクリニック後)

 テニスの興奮のせいですっかり頸椎症のことを忘れていました(^_^)。まあ、忘れるぐらいになったと言いたいところだが、まだそこまでには達していない。かといって、ペインクリニックが効かなかったというと、そんなことは決してない。ものすごい効果がありました。灼熱痛もほとんどなくなってしまった。強調しておきますが、神経が障害物に当たっていないという前提の下で神経の炎症を抑えるのには本当にペインクリニックは有効であったと思う。ただ、一日12時間以上もPCの前に座っていると、さすがに少し灼熱痛が発生するが、それでも就寝するころには治まっている。前回のブロックからちょうど1か月が経過した。院長先生も1か月くらいで効果の有無が分かると仰っていた。確かにそのようである。でも、あともう少し改善が欲しいので、敢えて、あの怖いお注射に行くことを決意するのであった。何故なら、医療行為としてまだやるべき方法がないわけではないと院長先生が話していたのを聞いているからでもある。なら、やってもらおうじゃないか。完治率は99.5%くらい。指の感覚もところどころ穴の開いたサランラップを巻いている程度に回復している今日この頃である。

ペインクリニック(その後の経過報告)

 たまに私のブログを見てメールしてくれる方がいて、その方へのお返事も兼ねてブログすることにしました。今回はペインクリニックの感想を書きます。ペインクリニックに行って、神経根ブロックだとか、硬膜外ブロックとかありますが、結局のところどういう施術をしてもらったのか分からず終いでした(笑)。というのも、院長先生は私がうつ伏せの状態のときに現れて、うつ伏せにされたまま去って
行かれるので、聞くタイミングを逸してしまったというのが本音かもしれない。それに余計なことを聞くと、「そんなこと聞いてどうするんだ!!」なんて怒られそうな感じだったので、聞けず終いでした(笑)。それは冗談として、聞くべきだったと少し後悔しております。
 肝心の経過報告ですが、明らかにブロック注射(仮にこう呼んでおきます)の効果は出ています。特に指先の感覚が改善しました。灼熱痛もひどいときの30%くらいになっています。結果論と言われるかもしれませんが、ブロック注射については施術する前から効果があると分かっていました。私は先に頭で考えるタイプなんですが、自分が頭で想像する結果になりましたね。神経根症は神経が障害物にあたることによって起こる放散痛ですが、もう障害物がない状態(厳密にはヘルニアが少しあるそうですが)なので、あるとすれば神経の損傷による炎症であって、ブロック注射なるもので、神経の炎症付
近に直接的に薬剤を投与して化学反応を起こすイメージなので、それは効くに決まっています。あくまで素人考えなんですけどね、、、。それに硬膜外カテーテルを経験したので、良い効果がでるというイメージがありました。でも、このイメージトレーニングは大事だと思いますよ。今回ははまりましたね。もっと早く施術してもらえば良かったと後悔しています。術後3ヶ月目で一度ペインクリニックに連絡したんですが、術後6カ月までは駄目だと断られたので、そのまま放置していました。主治医の紹介状があれば可能であったと思いますが、断られたことに心が折れてしまったからでした。3ヶ月目で行っていたら、もっと分かりやすい結果であったと思います。あと、リリカは一日一錠、朝仕事に行く前に服用しています。別に服用しなくても良いかもしれませんが、何となく服用しています。でも、PCの前で一日12時間くらい座っていますから、日によって症状が少し出るときがあります。このときはトラムセットを服用したりしますが、一週間のうち、一回くらいですね。
 最後に、ペインクリニックから一か月経って症状に納得がいかなかったら、訪ねてきて下さい、と言われています。3回目の施術の前の診察で、「他に方法がないわけではない。」と含みを持たせて言っておられたのを聞き逃しませんでした。ただ、私には関係のない話しになるだろうと思っていたし、何となく凄い痛いお注射なんじゃないかなと思い、もう一回というのは考えないようにしています。でも、あと20日くらい様子を見て、どうしても納得がいかなくなったら、あのサムライ先生のところに行こうとは考えています。がしかし、注射は本当にこわいんです。
【下図はイメージ、50歳前になってもこの頃とあまり心境に変化なし】

ペインクリニック(3回目)

 昨日、ペインクリニック(3回目)に行ってきました。しかし、クリニックの扉を開けると、必ずご老人(特に女性)が4,5人は待合室に座っておられるのを目にする。歳をとるということは痛いことなのかなと感じざるを得ない今日この頃である。
 ところでペインクリニックの院長先生の人となりについてコメントすると、とにかく怖い感じが拭えない(--;)先生である。人 として付き合ったことがないから、外見と話しぶりだけで判断するしかないが、物事を言い放つ感じの話し方である。ちょう ど2回目のとき、私はブロックの効き目を体感したいと思い、リリカを止めていたことをこの先生に話した途端、「あなたのし たことは間違いだ。」と頭ごなしに怒られてしまった(T_T)。「そんなことをしたら、ブロックの効き目が正確にでないじゃない か。」と続けて仰った。「こ、こわーい。」そんなに怒らなくてもいいんじゃないかと心の中で思ったが、一理あるなと思ったの で、なにも言い返さなかった。中学校のときにいたすぐ怒る先生を思い出した。ペインクリニックなんだから、もっと優しい顔 しておいてもいいんじゃないのかな(^^)。そうでなくても注射は今でも怖いんだから、、、。
 昨日、3回目のブロックの前に診察があり、指の灼熱痛のことを思いきって話してみた。何故思いきらないといけないかと言うと、また怒られるんじゃないかとtraumaになっているからである(-_-;)。「脳神経外科の先生にカウザルギーじゃないかと言われまして、私もそう思うんですけど、、、。」と言うと、「カウザルギーやろうな。」と仰った。しかし、続けて、「それだけ灼熱痛があるんだからカウザルギーの一種やけど、カウザルギーというのはその灼熱痛の範囲がどんどん拡がっていくことが多く、あなたの場合、範囲が限定されているから、神経損傷があったとしても必ず治るから心配しないでいい。」と言い放たれた。「まあ、皮膚のように2,3日では治らんやろから、1,2年は辛抱しないといけないかもしれないな。」と続けられた。そして、「今日は、頸の横から施術します。なるべくC7に近いところまで侵入します。」と仰って、手術室へ向かった。
 施術が終わり、会計で職員に「今日で終わりです。」と言われてしまった。「もし、どうしても不具合を感じるようであれば、1か月くらいあけて連絡してください。」とこんな感じであった。「ドクター、without saying goodbyeなんですか?」何ともあっさりした感じだなあと思った。「これで治ったら菓子折でも持ってお礼に参りますよ、院長先生。」と心の中で思いながら、クリニックを後にするのであった。何というか、蘭学で麻酔学でも学んだ武家出身の医師というサムライ風情のドクターでしたね。こんなこと言って、私は結構気に入ってましたけどね、、、。また、経過を報告します。