主治医から平均して手術後3カ月で落ち着くと言われながらも、なかなか症状が正常時に戻らないことにイライラが募る毎日を送っている。但し、この正常というのは全くの無痛ないし無症状をさすので、なかなかそこまでに至るのが難しいのは自分でも諦めている。
私の毎日はパソコンに向かって平均12時間の座り仕事なので、手術前は首こりがひどかったのが手術後は指先の痺れがひどいのに変わっただけというのが現状である。この指先の痺れがなかなかとれない。寝起きなんかはほとんど痺れていないんだけど、帰りの電車のなかでは右手がずっと左指をさすっている感じである。別に激痛というほどの痛みからというわけではなく、まあ気持ち悪いからという程度である。
ジョギングも週一で再開しているし、筋トレも再開しているのだが、ジョギングの翌日は首回りに倦怠感があるし、筋トレも然りであるので、なんかしらけてしまい、テンションが上がらないのが現状である。仕事以外に楽しみがない毎日で、おそらくそういう精神状態や疲れから患部の治りを悪くしているのかもしれない。1週間くらい何もしないで寝ていたら、治りそうな気がするのだが、、、。微妙に辛い(T_T)。
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デパス再再考
ブログをやっているから、皆がどのようなワードを検索しているかに興味があるんですが、外科的な手術の項目より薬のことが多いですね。リリカやトラムセット、デパスなどのことを検索している方が圧倒的に多いですね。自分の経験したことしか記事に書けないので、少し訂正なんですが、以前にリリカは効かないと書きましたが、それは間違いだったと思います。1回目の手術後にリリカを処方されたんですが、1回1錠だったんです。これはさすがに効きませんでしたが、2回目の手術以降、1回2錠になったとたん、とてもよく効くようになりました。今は、リリカの方が体調に合っていると思います。胃腸の調子も悪くならないですしね。
ところでデパスについて、この薬、以前は週末に2錠飲んでいた時があったんです。でも、今はとても2錠なんて服用出来ないと思います。次の日、体がメロメロになって、全く目が醒めないんじゃないかと思います。今は、寝る前に1錠を半分に割って、つまり二分の一錠を服用しています。手術後の激痛ではないのですが、シクシクと痛く微妙に眠れないのを助けてくれたのがデパス錠でした。でも、治ってくるにつれて、むしろ筋弛緩の作用がきつく出過ぎるので、どんどん減らしていきました。医師からも自分で調節しながら服用してくださいと指示があったので、そうしています。デパスはとても強力な薬ですね。あの小さな薬でこの大男(身長が185cmあります)がメロメロになるんですからねえ。私の経験からですが、シクシクと疼痛があったときはおそらく体の神経が緊張して、それが覚醒に繋がって肉体がいつまでも眠れない状態を作っていたと思うんですが、それをデパスの筋弛緩作用が緩和させていたんだと思います。ところが、今は疼痛もそんなにひどくないんで、体の緊張がない、そんな肉体に筋弛緩作用の強いデパスを服用すると、メロメロになるでしょうね。眠っているときは頸の座らない乳児のように頸がグラグラになってるんじゃないかと怖くなります。まあ、これは素人の勝手な想像ですが、服用しすぎた翌朝、頸の後ろが痛むんです。この症状が出たんでデパスの量を減らすようにしました。とても服用する量を調節するのが難しい薬であるなあ、というのが私の経験値からの感想です。今日はここまでに。
手術から3カ月経過
主治医先生からはC6-C7のリバウンドは平均で3カ月くらいで治まるでしょうとのことでしたが、どうもリバウンドは治まってくれません。日常生活には問題ないのですが、すっきり治らず、左腕上腕から肘先くらいまでの麻痺感と冷感が残っております。夜寝て朝起きたら治っていたという感じで治らないので、治ってきている感覚はないけど、日々改善しているんでしょう。あと、C5のヘルニア発症による人差指、親指の痺れもまだ残っている感じです。ただ、この15年来の症状である首こり、肩こりは全くといっていいほどなくなったのですが、仕事がデスクワークなので、夕方を過ぎて夜8時くらいまで仕事をしていると、このリバウンドや指先の痺れが増してくるので、本当にこのデスクワークというのは頸椎には良くないんだなあと改めて実感させられます。首こりが指先の痺れに代わっただけなのか。
それにしても気になるのはC6-C7による若干の筋委縮のせいで左上腕部が細くなっていることです。写真で左右を比較しても、左腕には元気がないでしょう(悲)。重度の筋委縮症の人に比べると全然ひどくないんですけど、悲しいですね。上腕三頭筋を鍛えれば良いということで、毎日少しずつやってはいるものの、この上腕の麻痺感と冷感が治まらないうちは筋トレも効果がないような気がしてきました。この左腕の細いのが治らないことにはテニスの再開も出来ないかなとちょっと悲観したりもしますが、とにかく時が経つのを待つしかないというのが現実です。
この一カ月では、リバウンドを早く治めようと思って、硬膜外ブロック注射をお願いしようと、とあるペインクリニックに問い合わせたんですが、術後6カ月までは医師の紹介状がないと施術できませんといって断られました。このリバウンド症状には硬膜外カテーテルが一番良いと思うけど、あれは入院しないといけないし、その代わりと思ったんだけど、6カ月なんて、その頃には治ってると思いたい。
今、考えているのは鍼灸かな。やったことないんですが、一度チャレンジする価値はあるかなあと思っています。
左
右
診察室No.28
昨日、茨城県からの3日間の出張の帰りに主治医先生のところまで2カ月ぶりに行ってきました。服用している薬がなくなりそうだったので、処方してもらうのが目的でしたが、診察もしてもらいました。出張なんかで枕が変わったりすると頸椎症で手術を受ける前なんかはよく寝違えになったりしましたが、今は寝違え症状にはなりませんが、結局あまり良く眠れないので、今日は結構リバウンド症状が出ていますね。疲れさすと駄目みたいですね。診察の際に、私のリバウンド症状は少ししつこい方ですねと言われましたが、それでもリバウンド症状はもうすぐ、すうーっと改善されますと仰ったことに期待し
て、もうしばらくリリカ、デパス、ビタミンB12と付き合っていこうと思います。
手術直後の電子カルテの私の症状と比較しながら、私の現在症状を聞いておられましたが、過去のカルテの症状のなかには、私がもう忘れているような症状もあったりして、「喉元過ぎれば、、、」というようなこともあるんだなと思いました。忘れていくように症状が薄れていくんだなあと思います。仕事が少し忙しくなってきたので、どうしても体が疲れてくるから、リバウンド症状がでてしまうので、少し心配している毎日です。
秋の空に願いを込めて
主治医先生から「手術後平均して3カ月で改善傾向が見られますから、リバウンドによる不快感は辛抱して下さい。」と、何度もメールで励ましていただきましたが(私が手術後の経過報告で不快感を都度訴えていたので)、しかし先週の一週間は正直一番辛かった(涙)。
激痛というんじゃないけど、肩こりと頸こりのひどい感じがずっと頸と肩に常駐している感じ(先週の一週間だけの症状で、原因不明)で、頸を後ろに反るとキーんと神経痛が増すし、どうなってるんだろうという感じで、日曜日なんか前の日にデパスを2錠服用して就寝したので、一日中ぼうっとしていて、ほとんどソファで気絶したようにうたた寝していました。土日にかけて24時間くらい寝てたんじゃないかな。本当に先週は最悪の一週間でした。軽い鬱になっていたと思います。家内も心配していたしね。自分で分かっているんだけど、元気が出ないから仕方ないという一週間でした。私の場合、頸椎症が原因ですが、神経痛というのは本当に怖い症状をもたらすんだと思いました。
ところが、今週から一転して、その頸こり肩こりの常駐が姿を消して、すごく気分が楽になってきました。ふと、空を見上げると秋の空で、過ごしやすく、かつ酒の旨くなるシーズンの到来を感じ、ひょっとしたら、秋は頸椎症を治す季節なのかなあという気がしてきました。爽やかな風や虫の音、仲秋の名月や星空(ちょっと田舎に住んでいるので)が気分を楽にしてくれ始めたなあと感じます。あと、3週間、どうかこのままリバウンドが収まってくれればいいなあ、と秋空に願をかけてみるのでした。
手術から2か月経過
今日、8月25日でちょうど手術から2か月が経過しました。C5-C6とC7の2つの頸椎症に対して外科的手術を施しましたが、C7頸椎症による上腕三頭筋の委縮の進行は止まったと思いますが、委縮した筋肉は原状復帰に数年かかるらしく、筋トレを試みるも、C5-C6頸椎症の後遺症(左親指、人差指の痺れ)が残り、これが結構うっとうしく、いつまでも地味に痺れるので、筋トレの継続を断念している状況です。しかしながら、他の頸椎症や脊髄症の方の術後はリハビリなどが必要とあり、私の術後はそういうものがないだけ精神的、肉体的に楽なんだろうなと思います。しかし、手術後2か月くらいでテニスを再開しようと楽に考えていたが、神経の回復は思いのほか時間のかかるものであると実感させられる毎日である。
結局のところ、術後に処方されたリリカやトラムセット、デパスなる神経症の鎮痛剤たちが痺れやいらいらを抑えてくれるだけなのかなという気がします。これらの薬、何の副作用もないなら、本当にウェルカムなんですが、私の場合は、逆流性食道炎らしき症状(餅を喉につまらせたような感じ、特に空腹時にやってくる)がネックとなって、薬の量を減らそうと思うも、思うように痺れの症状が日増しに楽になっていく感覚はまだ感じられないため、仕方なしに服用しているという感じです。主治医先生からは、3カ月くらいが神経症状が安定してくる期間といわれているため、あと1カ月を残すまでになったが、本当に今から1か月で完治してくれるのかなと不安になってきている。普通に仕事に行き、普通に生活しているし、術前と比べて随分改善はしているのであるが、それでも左腕の頸椎症の症状(軽い冷感や麻痺感や親指人差指の痺れ)が気分を萎えさせる毎日なのであった。
【写真は今日現在の創部、ここは全く問題なさそうである。】
トレーニングは一旦中止。
萎縮した筋肉を一日も早く元に戻したいという思いから、ジョギングを始め、ダンベル2kg~5kgの筋トレも始めたんだけど、ちょっとした動作の加減で、左上腕の肩からの付け根付近が肉離れを起こしたみたいで、少しやる気を削がれてしまった。確かにジョギングをした次の日は少し左指の痺れが強くなるので、この際一旦おとなしくしてみようと決意した。主治医には特に問題ないのでトレーニングを続けても大丈夫とアドバイスを頂いたのだが、治りが遅いのはジョギングをしている
からではないかと思うようにして、トレーニング中止を正当化したいと思っている。
あと、処方された薬(リリカ、トラムセット等)を意識して減らしていこうと決意した。別に薬が治すわけでもないだろうし、自分の自然治癒力を信じたい。今まで、朝昼晩と飲んでいた薬を朝1回にし、夜はデパス1錠、週末の夜はデパス2錠ということに決定した。この決定から2日経っているが、特に問題ないので、このまま頑張って薬を減らしていくつもりである。もともと薬が嫌いだからであろう。しかし、以前にも書いたが、就寝前のデパス2錠飲みは、気絶するほど良く眠れます(^.^)/~~~。
デパス再考
デパスの効果や副作用については、いろいろと言われているみたいで、結局のところ個人差がありすぎて本当のところはどうなんだろう、という感じであろう。私は、頸椎症を患って、今年の6月に外科的手術を決断したのであるが、手術後に処方された薬のなかに「デパス」なるものが含まれていて、これがこの薬との初対面であった。何の薬かも分からずに服用していたが、とにかく眠くなる薬であることは確かで、私は少々の酒くらいでは酔わないという自負があって、部分麻酔の効き目が悪く、ひどい目に合った経験もあるくらいなのだが、それでもこの「デパス」は本当に眠くなる薬であると経験値か
らそう思う。
標題に「デパス再考」としたのは何故かというと、このデパスという薬、ある意味、一番効き目のある薬ではないのかと思うくらいに感じているからである。常習性ということではなく、非常に深い眠りが得られるためである。別にこの薬がなくても十分に眠れるのであるが、何というか気絶したように眠れるので、次の日の目覚めは鈍いが、朝早く起きる必要がない週末ということが前提ではあるが、左手の指先の痺れの症状が本当に和らいで、非常に爽快な目覚めを提供してくれるからである。
リリカやトラムセットは疼痛などに効果があることは自分自身で経験済みであるが、この「デパス」という薬、単なる眠り薬ではなく、深い眠りを演出することで疼痛の外堀を埋める効果があるなあと改めて感心する境地に至る今日この頃であった。
プロテインなるものを購入してみた
ある方のブログ(頸椎症性筋委縮症を患っておられた方のブログ)で、委縮した筋肉を何としても復活させたいということを書いておられ、その中でプロテインを摂取し、筋トレを行ったら効果的であると、実践されていることを書いておられた。私の症状はこの方よりも軽いが、しかしながら筋肉が委縮してしまったことに変わりはなく、早く原状復帰したい気持ちはこの方と同じなので、私も早速実践すべくプロテインを購入してみた。この類のサプリメントはアメリカ製が良いだろうと思い、アメ
リカから直輸入し、試みることにした。効果については、またブログで報告したい。
しかし、筋肉を効果的に増強するためには胃のなかに常に適量のたんぱく質(アミノ酸)が存しないと駄目なのだそうだ。私は中年太りはしたくないという精神のもとに、炭水化物はあまりとらないようにしているし、休みの日などは昼食を抜いたりとか、ダイエットに心がけている。ところが、筋肉を増強しようと思えば、簡単に言えば、腹をすかした状態はあまり良くないのだそうだ。筋トレも帰宅して、夕食をとる前に行っていたが、これも間違いで、夕食を摂ってから筋トレしないと効果がないのだそうだ。もっと言えば、ある程度消化した後でないといけないらしい。いろいろと一筋縄ではいかないことを思い知らされる日々である。
【左が粉末のプロテイン、水で溶かして飲むらしい(あまり美味くないだろう)。右は、プロテインバーというお菓子のようなもの、糖類は含有されておらず(微量にはいっているかも)、たんぱく質がほとんどという代物である。】
退院後1カ月が経ちました。
下の写真の通り、創部は本当にきれいです。まあ、運悪く2回も同じところを切った割には傷跡は小さいと思いますが、手術傷跡は少し残るかもしれませんね。
症状は日々良くなっている感じがします。じっとしていたら、もっと痺れもましなんだろうけど、ジョギングや筋トレをしているせいで翌日なんかは痺れが少しひどくでます。じっとしていればいいのにねえ。ただ、日常生活には支障はないので、体を疲れさせない限り気にならない程度です。
C7の症状は麻痺はなかったんですが、筋萎縮が1月頃から急に進行して、見る見るうちに腕が細くなってきたのは本当にストレスでしたね。「頸椎症性筋萎縮症」をネットで検索すると、結構な筋肉の萎縮がある人のブログなんかが出てきて、驚愕しています。普通は上腕の形は筋肉でなめらかな曲線を描いているのが正常だと思うんですが、私の左腕も上腕三頭筋が委縮したために、骨の直線が腕を形作っているような外観になってしまっています(家内は良く見ないと分からないけど、と言ってくれますが、私には慰めにしか聞こえません)。普通に重たい鞄とかを持てたりするので、主治医もこの「頸
椎症性筋萎縮症」とは病名を付けませんでしたが、実際にはこれもあるでしょうね。筋委縮がひどい人なんかは車のハンドルも握れないくらい筋力が衰えるそうです。私の場合、3カ月くらいで腕が細くなったので、麻痺が症状に出ていない方も、この「筋萎縮」には十分注意しましょう。なぜなら、手術で神経根の圧迫を解除出来ても、萎縮した筋肉を元通りにするにはリハビリ、筋トレをしながら1年~数年かかるそうです。これはショックでした。昨年末ごろまでは両手とも5kgのダンベルで筋トレしてましたが、今は左手は2kgのダンベルがやっとなので、これで気長に筋トレして、早く5kgのダンベルで筋トレ出来るようになることが、目下の目標です。