リリカに副作用と報道があったけど

 昨年の頸椎手術後から服用することになったリリカなる薬、世に販売され始めたのは平成22年6月とあるから、そんなに歴史のない新薬なんだなあと改めて認識することになった。報道されている副作用としては、一言で言って肝機能障害ということになる。販売されてから4年間で、私の服用期間は1年超だから、関係ないとは言えないほどの話である。幸いにも服用しなくても良いほどに回復してきているので、この報道を機に服用を止めることにした。(一日一錠を朝食の後に服用していた。)
 ちなみに、もともとファイザー製薬が報告している副作用には以下のものがあって、今回新たに肝機能障害が加わることになるのであろうが、私のケース(世界中で私一人かもしれないが)は含まれていない(関節痛というのはあるけど)ので、ひょっとしたら、今後含まれるかもしれないので、皆様にこの場を借りて報告しておきたい。


・呼吸困難、全身のむくみ、体動時の動悸 [心不全、肺水腫]
・顔面・舌・口唇・のどなどの腫れ、蕁麻疹、呼吸困難 [血管浮腫]
・から咳、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]
・顔面蒼白、呼吸困難、蕁麻疹 [ショック、アナフィラキシー]
・高熱、目の充血、赤い発疹、関節の痛み [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]


 私の症状は2つであった。一つ目は、逆流性食道炎の症状である。主治医にこの症状を訴えると、そのときはプロテカジンという薬を処方された。最近になって、また症状が出たので(別の原因かもしれないが)、友人の開業医に薬を処方してもらい、現在は快方に向かっている。二つ目は、リウマチ性の関節炎に似た指の関節痛であった。この症状は頸椎症の症状が出ている左手だけでなく、両手だったので、明らかにリリカの副作用ではないかと私は思いこんでいる。その当時(今年の2月くらい)は一日3錠くらい服用していたので、特にこの副作用が気になったが、今はその症状はない。でも、薬の服用を止めたら、症状がでないんだから、素人判断でも薬のせいではなかろうか、と思ってしまう。
 以上、どんな薬でも副作用はあるだろう。しかも人それぞれ色んな症状が出るかもしれない。しかし、不条理な話である。リリカなる薬は所詮、疼痛などの神経痛を根本から治すのではなく、ただ痛みをごまかすだけの薬なのに、さらに副作用で患者を苦しめるなんて、、、。