開けられないでいる「完治ワイン」

久しぶりに経過報告。タイトルにもしたんだけど、100%完治したら開けようと思って購入しているカリフォルニアの高級ワインが未だ開けられないでいる。完治という定義をどう考えたら良いのだろう。闘病記を書くきっかけとなったのは、ネットによる情報がきっかけで手術の方法が影響したり、心
の支えになったりと、大きく自分の意思決定に資することになったことへの恩返しなんだけど、「完
治」と宣言すると、嘘になるのか、それともこんなところで完治なのか非常に悩ましい。
 平成25年の6月に手術を受けたから、術後2年半が経過している。現在の状況はというと、最後ま
で残っている親指と人差し指の軽い痺れ感である。術前は筋力の著しい低下と指先の麻痺感、痺れがあ
ったが、現在は筋力はほぼ回復していると言って良い。ただ、一度細くなった腕はなかなか元には戻ら
ないみたいで、現在も諦めず筋トレを欠かさない日々である。と言っても術後の張りのない上腕に比べ
ると、だいぶ回復したと思います。ただ、筋肉を太くしようと思ったら、スポーツジムなどに行った方
が良いんだろうけど、そこまでのことは行わず、家で5kgのダンベルを使って筋トレを行う程度であ
る。術後すぐは、左腕だけで5kgのダンベルを持ち上げられなかったのが、今では5kgのダンベル
を30回×3セット持ち上げられるようになっているので、日常生活にはほとんど支障はない。指先の
麻痺感はほぼ完治したと思う。若干の痺れが残っているので、麻痺なのか痺れなのか区別しづらいんだ
けど、鋭利なもので刺すと結構痛いから(術後はあまり感じなかった)、ここは回復したんだと思う。
 この若干の痺れ感を残して完治と宣言して良いか否かの判断がつかないでいる。あと、3カ月に1回
であるが、ペインクリニックに行っていることも完治と出来ない要因かもしれない。PCに長時間向か
う姿勢での仕事さえなければ、痺れも気にならない程度だが、やっぱりこの姿勢が頸に良くないんでし
ょうね。
 と、こんな感じです。しかし、近いうちに完治と宣言したい。ヘルニア仲間のみなさんも完治を信じ
て、頸に悪い姿勢を避け、メンタルやられないよう筋トレに精進されたし。