日本酒版ニコラシカ

皆さんは「ニコラシカ」というブランデーの飲み方をご存じだろうか?カクテルの一種なのだろうが、私なりに解釈すると、ブランデーの飲み方にカテゴライズするのではないかと思います。レモンスライスに角砂糖を用意し、私の場合、まずレモンスライスを口に頬張り、続いて角砂糖を口の中に入れる。口の中が渋甘い感じになった状態で、ショットグラスに入ったブランデーをストレートでクィッと一気に飲み干すのである。私にとっては青春の味である。ただ、私の場合は、これをジンで行う。若干アレンジがあるが、レモンスライスはそのままだが、角砂糖は黒砂糖の塊を使用し、ジンはタンカレーかボンベイサファイアで、いずれにしても冷凍庫に保管したトローんとなっているキンキンに冷えたものを使う。もう最高の飲み方で、一気にGO TO HEAVENである。友人とこのジン版のニコラシカを語らいながら楽しんだものである。まさに青春のニコラシカである。
 ところで、最近になって、日本酒版のニコラシカを発見した。というか、よくこの飲み方で妻と晩酌を楽しんでいる。ブランデーやジンのような強烈な感じではなく、まさに日本酒が引き立つ飲み方ではないかと自負するところである。こんな飲み方がすでにあるとするなら、第一人者ではないかもしれないが、ひょっとしたら日本では私が第一人者ではないだろうかと思っている(笑)。肝心の飲み方であるが、干し柿(出来れば市田柿)にクリームチーズをのせたものを口に頬張り、その口になった状態で冷たく冷えた日本酒を飲み干すのである。写真は今お気に入りの風の森(純米吟醸)である。少し微発泡の日本酒で、一番このニコラシカに相性が良いお酒である。どうぞ、騙されたと思ってお試しあれ。

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