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2回目手術(2日後)

創部は1回目に比べるとやはり痛い。1回目の傷口が治らないままに2回目を行ったんだから仕方ない。手術の最重要目的であった、C5-C6の神経根症の症状である人差指を親指の痺れは依然残ったままである。若干ましになった感じがあるが、スキッと治ったという感じではない。神経の損傷というのは誠に恐ろしいとつくづく思う。損傷した神経は治るのに時間がかかるのだそうだ。しかし、納得いかないというか、仕方ないのかもしれないが、主治医曰く、1回目のC6-C7の手術の際の姿勢からC5-C6の神経根症が発症したという説明を受けたが、骨棘の他に少しだけあった椎間板ヘルニアが
さらに飛び出したそうである。それが原因でC5-C6間の神経根を思いっきり圧迫していたそうで、今回の手術で骨棘と伴わせてヘルニアも除去したそうである。これは、術前の説明になかったことなので、開けてみないと分からないことなのか、どうなんだろう。C6-C7の様子も今回はC5-C6手術のついでに診てこられたそうですが、肉芽(にくげ)というものが骨棘を除去したあとに発生するそうで、それを掃除しておきましたと仰っておられました。人によっては、この肉芽なるものが大きすぎて、神経根を圧迫して再手術になることもあるそうです。本当に複雑な話である。
 前回の手術後の不快感は創部よりも①気道確保のドレン抜去跡②尿道バルーンの抜去跡であったが、②は手術前にもスタッフに訴えた結果、今回は全く痛くなかった。やればできるんじゃないかと思った。やはり男性諸氏はここは大げさに訴えた方が良さそうである。女性の看護師に面と向かって、「女性には分からないデリケートな箇所なので、優しくお願いします。」と目を見て訴えたのが功を奏したかたちだ。しかし、①は前回とプラスして非常に不愉快な痛みがいまだにしている。お餅を喉に詰まらせた感じがずうっとある。治らないとすれば、れっきとした合併症である。全身麻酔手術に伴う合併症の紹介でした。
 ちなみに、手術後は3時間ベッドで寝ていたが、その後は普通に歩行を許可された。軽食も許可された。いま、このブログを作成しているが、普通に仕事に行けるくらいの感じである。まあ、指先の痺れと、ドレン抜去跡の痛みさえなければ、100%全快なのだが。


にくが【肉芽】
〈にくげ〉とも読む。露出した創面を観察すると,出血など液性成分の滲出につづいて痂皮(かさぶた)が形成される。この痂皮をはがしてみると,下にはザクロの実のような桃色の顆粒状の盛上りがある。これを肉芽または肉芽組織granulationtissueという。盛んに増殖しつつある柔らかい血管に富む若い結合組織で,創面の壊死性組織を吸収し,欠損部を埋め,繊維化をおこす,創傷治癒にとってきわめて重要な組織である。

2回目手術(1日後)

 昨日は術後もほとんど眠ることが出来ず、1回目の手術後に比べると多少辛かった気がする。前回は麻酔の効きが良かったのか、術後もうとうとしていたので、術後特有のあちこちの痛さを経験せずに済んだが、今回は意識がはっきりとしていたのと、手術の興奮からかハイテンションになり、結局夜までずうっと起きていた感じである。主治医の先生からは明朝まで禁食ですが、気分が悪くなさそうなら軽食はOKと言われたので、みかんゼリーを食した。24時間ぶりの食事だったので美味しかった。その後、処方されていた薬をのみ、また例のデパスのせいで、そこから今朝(6月26日)の朝までぐっすりであった。昨日よりは、少し楽になったが、C5-C6間の神経根症による人差し指と親指の痺れ(腫れ)感はあまり改善していない。主治医からは神経が傷ついたせいだろうから、少し時間がかかると言われた。まあ、いままで15年間も患っていたんだから、1日で治るはずはないかもしれない。ただ、若干昨日よりは改善したような気がしている。明日からの改善に期待しよう。下の写真は、6月26日(手術の翌日)の写真である、相変わらず、創部はコンパクトであると思う。

2回目手術とその術後

午前8時前に病院到着。すぐに手術衣に着替え、留置点滴のセットと点滴開始。右肩には筋肉注射のようなものをされる。仮出所から収監されたような重たい気分(笑)。看護師さんに、前回の手術で気道確保のためのパイプによって、喉にパンがつまったような気持ち悪さが残っているので、優しくやってほしいと必死に訴えておいた。尿道についてはさらに強く訴えておいた。
 9時半に手術室へ、自分で歩いて行く。また、手術台の上に乗せられてから、数人のスタッフに色々な器具を付けられ、最後に麻酔科の先生から2,3個の質問をされ、その後酸素マスクを付けられ、今からまず点滴で麻酔が入っていきますというアナウンスがあった。これが結構痛かった。なんか右手の針を刺している血管が膨張してパンパンになってくるような感じがした。結構痛い。でも、痛いなあと思っていたら、次の瞬間、「◎◎さん」と呼ばれ、手術の終わりを告げられた。前回は一瞬だったので4時間という時間の経過を感じさせられなかったが、今回は長い眠りから醒めたという感覚はなぜかあった。一回目の創部をもう一度メスで切っていくんだから、前回よりは多少痛い感じがあった。病室に戻ったら、妻が待機していた。この情けない顔を写真で撮っておいて、と前回もお願いしておいたが、今回も撮っていたみたい。前回より辛そうなのが見て取れるが、はっきり、今回の方が、術後は辛かった。これを書いているのは、手術の翌日の昼まである。留置点滴もはずれ、創部の血抜きドレンもはずれたので、少し楽になった。少しだけ微熱があるみたいだけど、血圧は正常。まあ、ちょい元気がない程度の体調であり、自由に歩ける感じである。

【以下は、2回目手術を終え、病室戻った直後、眉間のしわが辛さを物語っている】

2回目手術当日

午前4時起床、と言いたいところであるが、昨夜のVAN HALENライヴのせいか、手術を控えて
か、一睡も出来なかった。気分は最低である。今、新幹線に乗っている。体温が少し低めの感じがす
る。新幹線の車内が少し寒いなあ。今から、あの手術を乗り越えられるんだろうか?とても不安になっ
てきた。前回は手術後は独りだったけど、今回は妻が一日だけ付き添ってくれることになっている。ちょっとだけ心強い。ああ、しかし、当日入院、当日手術は誰にも勧められない。しかも、手術の前にちょっとした小旅行付きである。まだ先は長い。今、午前6時36分。手術まであと3時間である。

ありがとう、VAN HALEN

ファン歴は長いのにVAN HALENのライブは初めての体験となった。ファンもGROW OLDという感じ。私と同年代(笑)。アリーナの前から10列目くらいだったので、ギターの神様が目の前で演奏をしているのが見えた。感動した。ラジカセを聞きながら、何度も練習をした、あのライトハンド奏法をハードロックギターの神様が目の前で演ってくれた。ありがとう、EDWARD VAN HALEN、ありがとう VAN HALEN。これで悔いなく明日は手術に臨めそうな気がする。
 しかし、朝潮橋駅は満員で電車に乗れず、ひとつ向こうの駅まで歩くことになった。午後九時から絶食となっていただけに、この時点でもう空腹感満点。それもそのはず、2時間のライブ中はほとんどジョギング状態に体をバタバタさせていたし、頸椎症ということも忘れ、両手を高く何度も振り上げていたので、左手の感覚がほとんどなくなってしまっている。ライブに満足感はあるも、少し後悔の念も感じられた。46歳にもなって手術の前日に何をやってるんだろう。