テニスを再開。

昨年のスケジュール帳を眺めていたら、「テニススクールに休会届けを提出する。」とあった。昨年の1月16日とある。ぴったり1年、テニスを休んでいたことになるが、この日曜日からテニスを再開した。昨年はスクールのメンバーに挨拶をすることもなく去っていったので(というか、本当にそんな心の余裕がなかった)、少し気恥ずかしい感じもあったが、普通に溶け込めた気がする。ただ気持ちは溶け込めても肉体はテニスに溶け込めなくなっていた(笑)。3時間のテニスであったが、脚はガタガタだし、フォームもヨレヨレ、ま、辛うじて息が切れなかったのはたまにジョギングをしていたからであろう。しかし、テニスがハードなスポーツであることを再認識しました。動体視力もかなり落ちていて、動くボールに目が慣れないので、スイートスポットに当たらない。空振りまでしてしまった。レッスンが終わる頃には皆から同情の眼が向けられていたのは言うまでもない。また一からやり直しという感じである。40歳代後半で運動をしなくなって再開するのは本当に大変なことであるなあと実感いたしました。次の日は右肩、腕の付け根が筋肉痛になり、股関節付近、両足の付け根も軽く筋肉痛になりました。ただ、一番焦ったのは数年前に痛んでいた頸の右側付近がテニスを終了した直後にまた痛かったので、もしや再発したのではないかとドキドキしましたが、次の日には治っていました。でも、筋トレをして筋肉を付けないと頸椎や関節に衝撃が大きすぎるスポーツなので、無理をしないことも大事ですが、筋力もつけていかないとまた再発するかもしれないと思いました。テニス再開の日の朝はわざとリリカ等の処方薬を服用せずに臨みました、従ってその前の晩に服用してから18時間以上何も飲まないでいられたので、状態も良くなっているかなあと思います。テニスをしているときは左腕の症状のことも忘れていますし、このように症状を意識して忘れるようにしていくことも大事なような気がしました。ただ、テニスを終わった日の晩はさすがに症状(左指先の軽い痺れ)が気になりだしたのでリリカ等を服用しました。
 ということで、治癒率は98%というところかなあと思います。術後6カ月以上過ぎてますし、主治医先生に言わせるとかなり治りが遅いそうです。もう少しの辛抱か。

皆さま、良いお年をお迎えください。

今年は病に悩まされた一年でした。ダメージの小さい手術を選んだのは良かったのですが、リバウンドに約半年悩まされ(現在も継続中)、本当にメンタルがやられそうになりました。継続的に神経痛に苛まれるという状況も人生で初めての経験でしたが、確かにこのままこの状況が継続するのではないかという精神的なストレスの方が体に悪影響を与えていたように思います。
 このまま養生生活を送っていても現状打破出来ないと思い、大好きなテニスを再開することにしました。昨日テニスクラブで申込を済ませ、来年1月の中旬から再スタートとなりました。1年間の養生生活で運動神経が衰えているでしょうが、もうすぐ47歳の肉体に鞭打って、頑張って復活しようと思います。頸椎症を患っておられる皆様におかれましても、メンタルをやられないようポジティブシンキングでまいりましょう。私もそう自分に言い聞かせるつもりで、また週末のテニスが日常であった状態に戻ろうと決心しました。
 ということで、関係者の皆様、今年は本当にお世話になりました。皆様におかれましては良いお年をお迎えになられますよう、心よりお祈り申し上げます。

この一週間は激務だった。

 最近は、仕事で事務所に午後10時くらいまでいることは少なくなったが、この一週間は久しぶりに激務だった。先週の金曜日から昨日までほとんど自宅に帰ったら午前2時くらいであったからである。こう書いている今もまだ緊張が続いている状況である。頸椎症の症状がひどくなって、仕事をセーブしているところはあったし、実際のところ午後7時くらいになると、左腕はだるくなるし、左親指や人差指などが痺れてくるので、もうやる気や根気、集中力がなくなって、ミスが多くなるのは避けられない。だから、ハードな仕事をセーブしていたというか、避けていたのかも知れない。
 そんな体調のなかでの激務であったが、改めて、頸椎症のリバウンド症状もかなり軽くなってきたんじゃないかと思います。緊張感もあったから、あまり痺れ感などが感じられなかったかもしれませんが、正直一日15時間くらい同じ姿勢でPCに向かっている日が5日くらい続いたので、術後2カ月くらいの症状に逆戻りするんじゃないかと思っていた。
 結論から言うと、こんな感じになってきている。
 確かに、PCに向かっているときは左親指や人差指の痺れ感を強く感じるときはありますが、仕事が終わって帰宅するころにはそれほどでもない感じに戻っている。あと、薬の効き目(リリカ)を気にしている時期があったけど、つまり服用して8時間くらい経過すると痺れがひどくなっているときがあったけど、今は特に極端に薬の効用時間を気にしなくてよくなってきた。あと、以前にも書きましたが、事務所で仕事をしているときは格好悪いけど、写真のような状態で仕事をしている。これがなかなか地味に効果が実感できる。このネックピローなるものをしない時と比べると頸の疲労感が全然違うからである。私のようにPCに向かって長時間仕事をされる方には本当にお勧めします。皆さんも一度騙されたと思って試してみてください。頸椎カラーまで大袈裟でないので良いと思います。
【下の写真は事務所でネックピローを装着している筆者】

今年もあと2週間

「陸奥八仙」という純米吟醸の日本酒をいただいた。最近興味深いのは、息子たちが不思議そうな眼差しで酒を呑む私たちを見てくることである。ちょっと悪ふざけで、小学校二年生の二男坊に、この「陸奥八仙」の香りを嗅がせてみた。そうすると、意外にも「林檎のような香りで、飲んだらおそらく美味しいと思う。」という答えが返ってきた。日本酒ソムリエもびっくりの回答である。おそらく将来は肩を並べて呑めるほどの酒飲みに成長してくれるだろうと期待を新たにするのであった(笑)。
 頸椎症に話題を移しますが、リリカを1回2錠から1錠に減らしてみて、様子をうかがっているが、大きく症状が悪化しないので症状は良くなってきているのではないかと思っている。気候が寒くなってきたのか、C5頸椎症の影響で痺れている人差指の付け根に関節痛のような症状があらわれて焦ったりしたけど、テーピングなんかを施し、大勢に影響なしと考えるようにしている。筋トレもほぼ毎日続けている。主治医等からリハビリというものは辛いものなんだと諭されてから、筋トレによるリバウンド症状の悪化も気にならなくなってきたからである。とにかく、リハビリは辛いんだろうとひたむきに頑張ろうと心に決めることにした。どちらかというと、C7よりC5の症状が気になるかもしれないが、日常生活には何ら問題ない水準なので、あまり気にしないようにしようと思う。経過はまた報告したい。
 趣味のテニスをしなくなって1年が過ぎるが、最近では毎週近くの山へハイキングに行くことにしている。家族で登るハイキングは普段出来ない話などしながら行けるので、良いかもしれない。標高500mあまりであるが、山頂はなかなかの雰囲気がある。酒飲みの私はホットウィスキーを試そうと計画中である(笑)。シーバスの18年か響きの17年か、このどちらかを近々山頂で試そうと考えている(笑)。

術後5カ月経過

昨日からリリカを1回2錠から1錠に減らしてみることにした。そうしないと薬で症状が抑えられているのか、自然治癒力で症状が治まっているのか分からないからである。まあ、またリバウンド症状がひどく出たらそのときは2錠に戻すとしよう。ところで、最近、ネックピローなるものを購入し、使用している。これがなかなか良い。PC作業などをするときの疲労度は30%くらいに抑えられているのではないだろうか?特に車の長時間運転なんかには頸椎症でない人でも有効である。疲労度が全然違う。なので、車には常備することにした。下は、そのネックピローと現在の創部の画像、傷は綺麗に治っている。

鍼灸の効果について(中間報告)

 昨日で6回目の施術であったが、鍼が効いているという実感があるなという確信に近づいている気がする。回りくどい表現なのだが、1回目なんかは自分でも効いたか効いていないか分からなかったし、まあ総じて言うなら3、4回目までは効いたか効いてないか本当に分からなかったと断言できる。
 しかし、5回目の施術のときは明らかに症状に変化があった。その日の夕方近くは指先の痺れが猛烈にひどく、指先が何かに触れるとピリッと痛むような症状にまでなっていて、これはきついなあと思っていた。その日にたまたま予約していたので施術してもらうと、鍼が終わったときにはその痺れが消えていたのである。頸の後ろの鈍痛もなくなっていた。回数を重ねるごとにメニューが若干変わるのだが、その日は頸の後ろに集中して鍼を打たれていた気がする。ちなみに、鍼を経験しておられない方のために、私の行っているところはどんなメニューであるか紹介させていただきます。まず、予約時間に行くと、待たされることはまずない。ここが病院と違うところかな。そして、個室でパンツ一丁にさせられる。これが恥ずかしい。若い女性スタッフ(鍼灸師のタマゴ)にそのパンツも半分くらいおろされ、タオルを上からかけられ、私の場合はうつ伏せで先生を待つ。この後、先生の慣れた手つきで頭の先からふくらはぎまで毎回50本くらいの鍼を打たれるのである。鍼を打たれている間は気持ち良いのかと勝手に想像していたが、それは間違いであった。ちょうどはりつけにされているかのごとく、体が自由に動かなくなるのである。正確には動くと全身に激痛が走るのである。打った鍼から激痛がはしります。知らずに普通に動こうとしたときは本当に痛かった。鍼の先に電極を付けて、そのまま10分くらい全身がピクピクしている。お灸も体にのせられている。このあと、吸い玉という、まあ「馬に噛まれたらこんな痛さなんだろうなあ」というガラス製の吸盤で汚血を吸い出すのだそうだ(これは肩と背中と腰を中心)。最後に整体のようなマッサージで終わり。全行程1時間くらいかな。まあ、こんな感じ。西洋医学に比べるとローテクであるが、これがなかなか効いているので不思議な感じである。
 とにかく少し前進してきたような気がする。あとちょっとなんだけどなあ。必ずや100%完治してこのブログで報告したいと思っている。何故なら、自分の拙い日記なんだけど、そのうちの闘病記をご覧になっている方がおられるみたいだし、おそらく頸椎症を患っておられる方だちだと思うので、私が保存療法で15年、手術療法で1年?(まだ、途上のためクエスチョン)で完治しましたと、このブログで宣言すれば、何かの励みにはなるだろうと考えているからです。関係者諸君、ともに頑張ろうではないか!!

カウザルギー

「外傷や手術の後に、傷は完治しているのに痛みやしびれが続く場合があり、反射性交感神経性ジストロフィーと呼びます。 神経が明らかに切断された後に、激しい痛みが続く場合をとくにカウザルギーと呼びます。 各種薬物療法、神経ブロック、リハビリテーションを行いますが、完治はなかなか困難らしいです。」とあります。
 完治度は90%くらいなんですが、そこから進まず、リリカで疼痛等を抑えている状態で、筋トレなどをすると筋肉の張りなどがなく、ただただ痺れなどの症状がひどくなるだけですということを主治医に報告したら、カウザルギーではないかと言われてしまいました。これは受け入れがたい内容ですね。内容が違うかもしれないですが、アトピー性皮膚炎とか原因不明の疾患と言わざるを得ないですね。カオスという感じでしょうか。辛いですねえ。ただ、そもそもリハビリというものは自分の思うようにいかないものですということは主治医に言われてしまいました。その通りですね。リハビリというものは辛いものなんでしょうね。本気で経験したことがないのですが、筋トレのあとの疼痛にくじけそうになりますが、それにめげずに続けないといけないんでしょうね。とりあえず頑張ってみます。繰り返しますが、カウザルギーなんて診断されたら、何か悲しいだけですね。その時は、ギターを押し入れから取り出してきて、Blues for My dead left handを奏でるしかないですね(T_T)。
【注】ブログを見ていただいた方からメールをいただいたんですが、カウザルギーと診断されたわけではなく、あくまでメールで「カウザルギーじゃないか?」と書かれていただけです。誤解されるような表現にて失礼いたしました。

近くの山へハイキング

日曜日に妻の勧めで近くの山へハイキングに出かけた。車で10分くらい走ったところに山への入り口があり、標高500mくらいの小さな山だけど登って下りて2時間くらいトレッキングした。ま、しかし運動不足なので足ががくがくしたが、主治医も鍼灸の先生もとにかく運動はした方が良いと仰るので、これからも積極的にこのようなハイキングを取り入れていこうと思。ただ、翌日(月曜日)はやはりC5、C6-C7のリバウンド症状が少し増すので、やっぱり100%完治するまでには時間がかかるのかなと思ってしまう。この翌日のリバウンドが増す状況にマインドがしらけてしまい、やっぱりおとなしくしておこうという連続であったような気がする。

 山は少し紅葉には早い感じで、もみじがまだ青かったので、もう一回訪れてみようと思う。嵐山ほど有名な山ではないけど、それでも家族連れなどもいて賑わいをみせていて楽しい。今度は息子たちも連れていこう。

鍼灸院に行き始めました。

手術後(2回目の手術が6月末)のリバウンドがまだ続いている。5カ月が経過している。しかし、確実に症状は軽くなっているのが分かる。リリカやデパスについては、痛みを抑えないとやはり辛いだろう(何回か意識的に薬の服用を止めてみたが、やはり症状がひどくなるのが分かる)から、これはあと2,3カ月くらい続くんじゃないかなと思う。リバウンド症状を緩和させるのは、以前もお話ししましたが、硬膜外持続カテーテルで10日間くらい入院するのが一番効果的ではないかと思いますが、これは仕事の関係で出来ないから、その代わりに硬膜外ブロック注射を受けようとペインクリニックに問い合わせたが、術後6カ月間は出来ないと断られた。医師としての責任を限定したいからだろう。患者をそういうことに巻き込まないで欲しいものである。とても残念であった。この5カ月間、ずうっと考えてきたのは、どういうことをすればリバウンド症状を和らげるのだろうとか、どういう姿勢がリバウ
ンド症状の出ない姿勢なのだろうかであった。答えは見つからない。ただ、直接神経に影響させる治療が良いと何となく思うので、最後に鍼灸を選んだ。初めての体験である。50本くらい、C6-C7のリバウンド症状が生じている箇所に鍼を打ち、微電流を流す。これを全身、左腕のみ、頸の後ろ、とメニューを変えながら今までで3回施術してもらった。直近では、左人差指の先や親指の先などに鍼を打つ。これはさすがに直後は痛かった。鍼灸師の先生も今晩は痛むけど明日になると楽になりますと仰ったが、その通りになった。少し効果が出てきている。C5の指先の痺れは100を完治とすると95くらいに、C7は上腕や肘の倦怠感はほぼなくなった。ただ、相変わらず感覚麻痺は生じている。これがなかなかしつこく、おそらく最後の最後まで症状として残るであろうと、これも何となくそう感じている。C7の症状は100を完治とすると、80くらいだろうか。15年間もC7の神経根を骨棘が圧迫していたからなんだろうか?素人判断であるが、相当しつこいリバウンド症状である。しかし、整体も鍼灸も自由診療だから結構費用がかかる。ちなみに、鍼灸は1回6,800円である。今のところ10回施術してもらって、経過を判断したいと思っている。また、ブログで経過報告をさせてもらいます。

気圧の低下とリバウンド

私の仕事は3カ月に一度は繁忙期になり、10月は、その繁忙期にあたる。なので、術後の経過には良くないだろうが、元頸椎症の患者には良くない姿勢の毎日となる。それに加えて台風の到来となると、ダブルパンチである。気圧の低下は頸椎症には本当に辛い影響を与えることになる。ずっと続くわけではないが、今日はかなり痺れていて集中力がかけ、仕事が思うように進まなかった。朝晩のリリカに加え、昼間にトラムセットを服用している。結局、仕事をしなければだいぶ楽なのであるが、そういうわけにもいかないので、痺れが増すのを我慢することになる。一体いつまでこのリバウンドと対峙しなければならないのかと考え込んでしまう。一日を通せば、そんなにひどい自覚症状ではないが、仕事中は集中力を欠くほどに結構な痺れをもたらしている。C6-C7の頸椎症のリバウンドであるらしいが、いつになったら許してもらえるのだろうか。ちょっと辛くなってしまう。