人生とは絶え間ない意思決定の連続なり 2

少し前にお話ししましたが、どういう経過をたどって入院先の病院をキャンセルしてまで別の病院にしようかと思ったかと申しますと、「少しでも体にダメージの小さい手術はないものか?」と日々探求していた結果なのかもしれません。頸椎症性神経根症の手術療法のオーソドックスなものとしては、「前方除圧固定術」と「後方椎間孔拡大術」の2方法が紹介されていますが、「前方除圧固定術」なる手術は脊髄症を患っておられる方などが多く適用されるみたいで、インターネットなどで体験談を拝見しても、とても手術自体にダメージのあることが窺えます。私の場合は、当初の病院では「後方椎間孔拡大術」を予定していました。でも、結局私が選択した手術はそのどちらでもない方法になりそうです。我ながら突拍子もない行動に出たなあと、手術を来週に控えこの意思決定が間違っていないのかどうか不安に思う毎日なんです。しかし、今は手術前だけど、漠然とした不安からちょっとした確信へと気持ちが変化してきています。そのきっかけとなったのが日課となっていた通勤電車のなかでのネットサーフィンでした。先月はほぼ毎日「頸椎症性神経根症 手術」と検索キーワードを入力してスマホ片手にネットで検索することから一日が始まりました。入院先の病院が決まって、手術日の予約まで入れているのに、こういうことをするくらい毎日が不安だったと思います。もちろん来月に控えた手術が無事終わるまでは現在も不安は消えません。ただ、自分の病気はこの方法で手術してもらおうと素人ながらに確信したのは、あのブログを偶然に見つけたのがきっかけでした。