全米オープン2013の王者はナダル

40歳から運動不足解消という目的でテニスを始めた(いや、30歳のときにはじめたが、怪我で断念したので、正確には再開したが正しい。)。今は、頸椎症を完治すべくテニスを止めているので、楽しみはWOWOWでテニス鑑賞することくらいである。今年の全米王者はナダルであったが、決勝戦で見る第1シードのノバク・ジョコビッチと第2シードのラファエル・ナダルに凄まじい気(オーラ)を感じる。昨年の全豪オープンの決勝戦もこの二人であったが、この二人の対戦を観て、改めてテニスの奥深さを知る。

 二人の緊張感がテニス観戦をしている私にまで伝わってくるから、3Dテレビなんか要らないほどである。私もたまに草テニスでシングルス戦をすることがあるが、コートに立った時のあの孤独感には藁をもすがりたい気分にさせられる。少し大げさだけど人生そのものであるなあと感じてしまう。どれだけの応援団がいたとしても、周りで応援してくれるだけで、プレイしているのは独りであり、平均して時速150kmくらいのスピードで飛んでくるボールをさばきながら、瞬時に策を練ってウィナーを決めないといけない。しかもテニスは、自分のサービスゲームで40-0となっていたとしても、一瞬の気の緩みから相手にペースをつかまれると、ファーストサーブが入らなくなり、あれよあれよという間に40-40となり、結局ゲームを落としたりする。
 このナダルとジョコビッチの試合は、まさにそれの連続である。今年のジョコビッチはテニスに負けたというよりは精神力でナダルに負けたという感じであった。いや、あのクラスになるとテニスをしているというよりかは、メンタルなところで勝敗が決まってしまうので、テレビ観戦をしている私にも緊張感が伝わってくるのであろう。二人の対戦をまた観たい。そして、またテニスの奥深さをさらに知らされることになる。