手術の前に何故か?VAN HALEN

手術を25日に控えている。あと4日であるが、実は6月24日にハードロックのコンサートも控えている。15歳くらいからつかず離れずのファンであったが、ライブは初めての経験なのだ。現在46歳である。本当は、ライブ当日が入院日であり、病院でおとなしくして前泊し、翌日手術というのが通常のスケジュールであろう。1回目の手術はそうであった。まさか、2回も手術するとは思ってもいなかったし、晴れて気持ち良くコンサートに臨めると思っていたのに、まさか手術の前日にハードロック?、神経根症がとうとう脳にまできたという感じかもしれない。私自身はコンサートを諦めていたのだが、主治医の先生がコンサートを楽しんできてくださいと仰るので、御厚意に甘えることにした。ということは当日入院の当日手術ということになる。まさにハードロックそのものである。

 VAN HALENの話、やっぱりデイブ・リー・ロス(少しおじいさんになったけど、声は健在)のヴォーカルによるVAN HALENが好き。高校時代にレコードで聞きまくった、あのサウンドが生で聞けるのは非常にうれしい。新作の「A Different kind of truth」に収められている「Tattoo」いう音源もエドワード・ヴァン・ヘイレンがギターを弾きまっくている感がたまらない。このアルバムを聞いて、改めてファンになった。ファンもおじさんになったんだから、VAN HALENはもっとおじさんになっている。ハードロックに対する畏敬の念すら感じるあのギターサウンドを絡めた音全体が魂を震わせてくれることだろう。ついでに神経根症も震わせることだろう(笑)。ライブに行って治ったら、手術はすっぽかそうと思っている(笑)。

今日は雨降り

今日は雨で低気圧だから、本当なら神経根症の症状もひどく出るんだけど、今日は比較的気持ちも穏や
かな感じ。午前中で仕事を終わらせ、午後からは次男坊の学校の参観に出席した。妻は最初から出席す
る予定だったから、私はシークレットゲストと言う感じかな。私は自分で言うのも何ですが、厳格な父
親なので、私の姿を発見してからの次男坊の緊張した顔はとても可愛らしかった。妻に言わせると、い
つもは手を挙げて発言などしないらしいが、今日は手を挙げて発言していた。着席するとき、誇らしげ
にちら見したのは言うまでもないが(笑)。

今日は2回目手術前の外来検診と入院オリエンテーション

早朝5時半に起床し、6時に家を出発し、主治医の待つ遠方の病院まで手術前説明と現状報告に出かけてきた。看護師さんや手術病棟スタッフなどとも顔なじみになってしまい(笑)、何か御心配はないですかという質問に、以前にもお話ししましたが、手術中に尿道に管を入れており、この抜いた後が手術後痛む(おしっこする時に沁みる)ので、優しく取り扱ってほしいと申し出ておいた。女性の看護師が乱暴に取り扱うからではないかと思う。女性には分からんのだろうが、男にとってはデリケートな部分である。女性看護師は雑な人が多い気がするなあ、と毒づいてみる。
 来週の今頃は2回目の手術も終わっているのだろう。今度こそすっきりと完治してほしいものである。

2回目手術 1週間前

今日は、特に書くことがない。ただ、手術が1週間後に控えているので、また緊張してきた。しかしながら、左腕の指先(人差し指と親指)が本当に痺れていて、疼痛がひどい。気持ちを普通に保とうと思っても、テンションが上がらない。夕方になるとイライラしてくるので、つい息子たちに八つ当たりしてしまうので、昨日から意識して夜9時くらい(息子たちが就寝したあと)に帰るようにしている。

2回目の手術日決定

2回目の手術日が決まった。平成25年6月25日である。もう、あと一週間。今度こそ根治してください、お願いします、主治医先生。1回目の手術後から疼痛と痺れがひどく、C6-C7のリバウンドと思われた症状が実はC5-C6の神経根発症だったことが分かったため、2回目の手術にトライする羽目になった。また、あの臨死体験をするのか、はっきり言って怖い。しかし、不屈の精神で根治するぞ。家族(妻)には心配をかけて申し訳ない気持ちでいっぱいです。

専門医先生、高位診断と硬膜外持続カテーテルとの複合診断というのはどうでしょう?

前回の手術でC6-C7間の骨棘は切除されたんですが、主治医の説明では手術時の姿勢でC5-C6の神経根症が発症したんじゃないかということなんです。しかし、全身麻酔というのは自分でいうのも何ですが、ほとんど死体のような状態にさせられるわけで、相当無理な姿勢をさせられていたのかなと思っています。というのも、手術後の症状はこの15年間で経験したことのない症状で、高位診断で材料とする指先の疼痛・痺れが出るほどのひどい症状だからである。ただ、15年間に発症を繰り返した頸の鞭打ち症状はなく、頸の稼働域が狭くなっているという感じはない。
 私の場合、今の主治医を含めて合計で4人の専門医に診てもらった。しかし、その全員がMRIや3D-CTなどの画像診断にミスリードされたんだなというのが私の感想である。私も専門職なので、医師側のミスリードが故意・重過失かというと、よりひどくなったわけでも半身不随になったわけでもないから、そうとも言い難い。なので、職業的専門家としての正当な注意を払ったかというと、これは払ったと言ってあげるべきなんだろう。なぜなら、C6-C7間の神経根への圧迫度合いの方が、C5-C6間の神経根への圧迫度合いの方より画像上では明らかに大きいからである。しかしながら、私の15年間の症状を総括すると、このC5-C6間の症状の方が多く生じていたと今更ながらに思われるのである。で、これと同時並行にC6-C7間の骨棘は大きくなっていたけれど、この症状は比較的穏やかであまり目立たなかったという感じである。なので、C6-C7は骨棘が大きいけれど、神経根症として発症したのは今年の1月ではなかったかと実感しています。それは、今年の1月から上腕三頭筋の委縮が顕著になってきたからである。
 では、どうすれば正解を得られたか、C5-C6間の症状が高位診断で見てとれる瞬間が手術前に一回だけありました。それは硬膜外持続カテーテルにおいて麻酔薬を注入した瞬間でした。この瞬間、左の指の人差し指と親指に痺れが出てきたんです。C5-C6の症状は頸の痛みが主で高位診断の材料となる指にまで症状が出て来なかったのですが、この瞬間(瞬間といっても半日くらい)は明らかにC5-C6の症状を疑う材料があったと言えます。でも、すぐに人差し指と親指の症状は麻酔により改善されたため、その後も材料とされることはなかったということです。

今日は一日中雨か

梅雨時だから雨降りは仕方ないが、持病の神経痛が低気圧には非常に敏感で、悲しいことに天気予報よりも早く低気圧来襲を予測できてしまう。今日はひどい雨脚で、打ちのめされたような気分になる。
 今朝は、長男坊を叱りつけて家を出てきたから、余計に打ちのめされた感じがある。なぜか?以前、「私の闘病記」の中で書いたが、息子は先天性の「くも膜のう胞」による「脳梁欠損症」という病気?、症状?なのだ。要するに、脳の本来あるべき部分である脳梁の一部分が、くも膜のう胞のせいで欠損していると言うべきなのだろう。言語能力、運動能力、コミュニケーション能力が著しく同年代の子供より遅れている(不足している)。ちなみに息子は12歳である。こういう状態であるということは息子が1歳のときにMRI検査を行って分かっているのだが、甘やかしてはいけないと思って、つい親として叱るのだが、その後にとても言い難いが喪失感ともいうべき後悔の念が自分を襲ってくるのである。上手く表現できないが、足の悪い子に、それが生まれつきなのに、どうして上手く走れないんだと叱る感じかもしれない。
 家内と家で晩酌をしていると、必ず長男坊の話しになる。次男坊がいるから、今は4人暮らしだけど、我々の老後は3人暮らしになるからその覚悟を今からしないといけないという結論にいつも達している。でも、医学的に、あるいはリハビリ的に、何とか息子の病気?症状?を克服させてあげたいと、いつも考えている。

左手の痺れ

痛みそのものは仕事がデスクワークのため、長時間同じ姿勢だから夕方ころに辛くなるが、一日を通し
てずっと痺れているのが気持ち悪い。昨日も感覚がないということを家内にプレゼンテーションする際
に、左肘のすぐ先くらいを思いっきりつねっても何の感覚もないのだ。大人の力で思いっきりつねって
いるのだけど。おかげで朝起きたらアザになってました(笑)。

睡魔の原因はデパス

主治医から処方された薬のなかで、仕事に支障をきたしていたのは「デパス」なる薬でした。もともと不眠症で悩まされたことはないので、この薬がなくても眠れるんだけど、痛みで眠れないとか、確かに頸椎症の痛みは頸の付近なので、少し鬱気味になるから、それを和らげる薬のようである。私には効きすぎる感があり、朝は服用しない旨を主治医に伝えた。なので、痛み止めとしては朝は「リリカ」のみを服用している。しかし、もともと薬が嫌いなので、食事の後などに、こそこそとバッグから薬を出して飲まないといけないのは本当に情けない思いである。

高位診断

悔しくも根治に至らなかった一回目の手術後ではあるが、仕事仲間及び関係者にも言わず、こっそりと治そうと企てていた私は一人C6頸椎症の痛みに耐えながらの今日この頃である。また、今月末に手術を控えている私ではあるが、主治医の先生とたまにメールで症状のやりとりをして、アドバイスをいただいているのが唯一の心のよりどころである。私も専門職ではあるが、この医師先生も専門職であり、専門用語であろうか、今回のメールの中で「高位診断」なるテクニカルタームを使用されていた。すぐさまネットで検索する。そうすると、頸椎のどの箇所が病んでいるかを手の何指かで判断するという類
の診断ではないかと素人判断する。もちろん、そうではないかも知れないので、あくまでもこの先は素人判断の私見であることをご了承いただきたい。
 結果から言うと、私の場合、厳密には指にまで本当に症状が出たのは硬膜外カテーテルのときと今回くらいで、ほとんどが頸の痛みと鞭打ち症という症状であった。3人の専門医にこの高位診断なるものをしてもらったが、私の場合、幸か不幸か指で症状を判断することは出来なかった。でも、一つ前の先生も、今の主治医の先生もしつこいくらいこの「高位診断」なるものをされたが、指に症状がでない私の場合、どうすればよかったのだろうか?アンラッキーであるとしか言いようがない。あと、参考になればと思いますが、私の場合C6-C7の骨棘の方がC5-C6の骨棘より巨大であったので、この大きさからC6-C7を重要視されていた先生が大半であった。MRIや3D-CTを重要な情報源とすることの弊害かもしれない。私の場合、確かに上腕三頭筋を委縮させたのはC6-C7の骨棘であったが、激痛を伴う鞭打ち症のような症状をもたらしていたのは比較的小さいほうのC5-C6の骨棘であると今になって確信している。ただ、指にまでその症状は出なかったと言って良い。アンラッキーと言うべきなのか?不幸中の幸いは、手術自体のダメージの低さであろうと今になって再認識してみるのであった。