さきほど、部屋でぼうっとしていたら主治医先生が来られて、「手術のDVD見ますか?」と仰ったので、主治医の説明付きで2回目手術の上映会を開催していただいた。一生懸命説明いただくのであるが、頸がどの方向を向いているのかもさっぱり分からず、とにかくダイヤモンドドリルで骨棘を削っているところです、というのだけわかったのでそれだけは画面の写真を撮ってみた。下の写真がそうである。顕微鏡下による手術といっても、どこに何があるか当然のことながら知っていないといけないし、色々な箇所の専門用語が飛び交い、全く理解できなかった。最後はC5-C6の骨棘に絡みついた椎間
板ヘルニアの軟骨をピンセットで取り出すシーンがあったが、私には骨付きカルビにしか見えなかった(笑)。3D-CTやMRIのコピーもいただいた。この主治医先生は患者は知る権利があるというポリシーのもと、こういうことをオープンにして下さるので、とても私には合っていると思うし、信頼できるフランクな先生であると思っている。約一時間の上映会を今終えて、このブログを書いている。明日は朝6時半に病院を出発することにした。早く家族の待つ家に帰りたいという気持ちでいっぱいである。治ったら、行けずにいた魚釣りやザリガニ釣り、外食など家族サービスをしてあげたいと思っている。
ということで、私の闘病記のうち、現場での体験記はこれで終わりになります。というか、終わりにしたいと思っている。このあとは、総括的なことをブログにまとめ、闘病記は本当に終わりにしたいと考えている。
2013年6月28日のアーカイブ
2回目手術(3日後)
今日は本当は退院予定日だった。ただ金曜日だし、もう一日いても良いかなと思い、退院を明日の土曜日にしてくださいと申し出た。体調は良好である。気道確保のドレンの抜去箇所もようやくましになってきた。何度も書いているが、手術の創部よりこの方がずうっと不快感がある。全身麻酔の手術を予定されている方はこの覚悟は必要かもしれない。ただ、胃カメラがあまり気にならない人や、これを何度も経験されている方などは比較的楽かもしれない。
神経根症の症状はというと、左人差指と親指の先の痺れは依然としてすっきりしない。しかし、これは15年来の症状ではなく、あくまで一回目の手術の姿勢によって発症した症状(おそらくヘルニアの突出によるもの)なので、早い修復を期待したい。今日、このあと主治医から退院後の説明と、現状説明がある。そのときに、前回のC6-C7の手術の姿勢でヘルニアが突出したところの話しをもう少し詳しく聞きたいと思っている。わずか4時間の姿勢でヘルニアが飛び出すのは、仮死状態だからよほど無理な姿勢で臨んだのが原因なのか、それともちょっとしたことでヘルニアが突出する体質なのか、後者だ
とすれば、今後の生活の仕方も考え直さないといけない事態である。好きなテニスも制限されなければならないかも知れない。
それと、駄目もとでお願いしたんですが、退院の際にいままでのMRIや3D-CTやひょっとしたら手術時を撮影したDVDもいただけるかもしれない。3D-CTなどは術前と術後を比較して、皆さんに披露してみたいと思っている。私はすでに画像で見たが、椎間孔がきれいに開いているのが分かる。
【以下は、主治医先生からいただいたプリントアウトした術後の3D-CTの画像】