手術後1日目

昨夜は2時間毎に目が覚めた。特に苦しいわけではないが、手術後ほぼこん睡状態だったので、眠りすぎたからであろう。付き添いの妻も帰ったので、一人病室で長い夜を過ごした。朝起きてみるが、やはりリバウンドと称する症状が左腕にでている。手術は成功し、骨棘を取り除いたので、椎間孔は正常に開いているらしいが、15年間も圧迫していた神経根に急に血流が良くなって内出血のように腫れるのが原因とか、骨棘を削る際のドリルの熱で神経根が一時的に炎症を起こすことが原因だそうだ。しかし、下の写真を見てもらえば分かるが、非常に低侵襲な手術であったことは分かる。写真は今日の午後1時半ころにセルフで撮ったものだ。とても4時間の手術を終えたとは思えない感じである。普通に歩けるし、ローソンに買い物にも行った。あとは、このリバウンドさえなくなれば、復活であるのだが、、、。
それにしても、手術の創部より、気道を確保するために入っていたドレンを抜いたあととか、尿道に入っていたドレンのせいで、喉は胃カメラを入れているときのような痛さがするし、尿道というかオ◎ン◎ンの先がおしっこをするたびに痛い。まあ、全身麻酔の手術には伴うものらしいが、これらのほうが本当にじわじわ痛い。

手術直後

初めての全身麻酔による手術であった。手術室に入って7,8人のスタッフがいたであろうか、手術台の上に乗せられて、色々な器具を取り付けられ、酸素マスクを付けますと言われた瞬間から記憶がない。次の瞬間、「◎◎さん」と自分の名前を呼ばれたことに目が覚めた。臨死体験とでもいうべきか、とても心地よい気持ちから目が覚めた瞬間からあちこちが痛い、生きているという実感は再び痛みから始まった。その後、医師や看護師、妻から声をかけられたが、意識が朦朧としていてあまり覚えていない。この文章は一日経ってから書いているが、手術時間は4時間であったようだ。医師からは、頸椎症の症状は神経への減圧を行ってもしばらくはリバウンドがあり、100%の改善をすぐには望めないそうだ。確かに言われた通りであった。むしろ、手術する前より疼痛や痺れがある。筋肉のけいれんもあり、とても不安な気持ちになった。明日からの回復に期待したい。とても長い夜であった。